琴平ノ陽射ト麦酒
「日本人として、商売人として、一度は。」
と思っていた讃岐の金刀比羅さんへ参る。
18きっぷでガタゴトと鈍行に揺られ、緑溢れる聖地に辿り着く。
猛暑の日照りのせいで視界が揺らぎ、
名物の石段が永遠に続くかのように見える。
木陰に逃げながら石段を登り、御本宮の前に佇んだときは汗だく。
でも、上ったかいがあった。
おみくじは「大吉」。
にこやかに下り、温泉で汗を流して金刀比羅さんにバイバイ。
阿波踊りへ向うため、吉野川に沿って走る路線に乗り込む。
鉄道の旅は、ビールと、ご当地おつまみ。
香川は魚系の肴が豊富。
そして欠かせないのが「旅にはポッキー」。
大吉を祝して、さぬきビールで乾杯。
夏の緑の中、列車に揺られて呑むビールの味。
でも、半分くらいはシチュエーションの美味しさ、かな。
鉄道の昼酌は眠気を誘う。
うどん屋2軒まわって、温泉入って、ビール呑んだら
そりゃ当然か。
晴れの讃岐の夏景色、眠気とともに夢の中。

