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青春ノ「大」

観光客はあまり行かない、
自分にとって、京都で一番おすすめの観光ポイント。
それが、所謂「大文字焼き」と呼ばれる「大」の字が
山の中腹に描かれた如意ヶ嶽。

哲学の道を歩き、銀閣寺に向う大勢の観光客を尻目に
門の前を左に逸れ、人通りのない山道に入ると、
たった30分の登山で、市内を見渡せる絶景の場所へ。
そう、あの「大」という字の真ん中に立つことができる。

京都という観光地の集合体をマクロに眺めて、
得した気持ちになる。

もちろん入場料なんてないこの場所は、
この街でやきものを学び、色々な思いを抱いて過ごした修業の日々、
当時の居のすぐそばにあった自分にとってのリセットポイントでもある。

この連休、学生時代の悪友とともに、
久し振りにあの景色を見に汗を流す。
京都の街を見下ろし、出町「ふたば」の豆餅を食む。
離れている間、色々と変化のあった十年間。
結局は学生時代と変わらないレベルの
冗談しか言い合えないことに、ほっとする。

ついでに吉田山にも登り、疲脚の果てに夜は居酒屋。
お互いの故郷酒である「雪漫々」と「くどき上手」で乾杯。
ありがとう、そして、がんばろう。


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