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      <title>小酔草【京都晩酌生活】</title>
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      <language>ja</language>
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         <title>佳キ日ニ御座ル</title>
         <description><![CDATA[一人目の福は、突然呼び鈴を鳴らす。
とっておきの備前雄町の「三重錦・中取り」を片手に。
成程、三を重ねるとは乙なことを。

二人目の友は、北からどどんと瓶を贈る。
「出羽桜・出羽燦々誕生記念酒」
燦々（さんさん）とはまたよい響き。

三人目の旅人は、そっと一枚の絵を置いてゆく。
若さ、そして旅人ならではの思考が
混在した手作りのアート。

三つの贈り物を手に、今宵は酒を呑みに参る。
三行半を突きつけられぬ程度に。

皆様、有難う御座居ます。
齢、三十三年目の始まりなりけり。


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         <pubDate>Thu, 17 May 2007 20:20:44 +0900</pubDate>
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         <title>裏切リノ葡萄酒會</title>
         <description><![CDATA[宵の口というにはまだ早すぎる。
怪しいメンバーで始まった葡萄酒を愛でる會。
夕桜も見ぬうちからまずは泡で乾杯を。

ワインのみの食卓に並ぶ肴、
最初はチーズ、パンと順調。
手作りのバジルペーストで作った鶏肉のトマト煮込み
（池島さま・獅子王さまありがとうございます）で賑やかに。

三条会商店街「富三油」の焼きビーフンや
蓮根と豚肉炒めあたりから食卓は怪しい様相に。
そしてメインは、ホットプレートで
ソムリエ自らが焼く「王将」の餃子。
渋味がぐっとは来ない赤を合わせるソムリエ。
餃子を焼いた後は餃子から染み出た油で焼くモヤシ。
このみみっちさはこのワイン会の極み。

自家製のレモングラス（ゆかさまありがとうございます）の
ハーブティーで一息ついた刻に思うのは、
今日の肴がほとんどアンダー300円だということ。
実はワインもほとんどが1000円以下。

ソムリエは囁く。
「ワインは食中酒。食事にあわせてこそなんぼ」
いいものを沢山知っているからこそ言える言葉。
お金をかけない贅沢な時間。時間はセンス。


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         <pubDate>Wed, 04 Apr 2007 23:07:05 +0900</pubDate>
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         <title>天神様ノ朝拉麺</title>
         <description><![CDATA[朝、北大路よりチャリで南西に十五分。
既に<a href="http://www.kitanotenmangu.or.jp/" target="_blank">北野天満宮</a>は冬の人いきれ。

一月二十五日の「初天神」は、
毎月二十五日の「天神さん」よりも規模が大きい。
骨董市でありながら露店の数も多く胸躍る。

朝飯を抜いて天神さんでラーメン（と、ビール）。
横ではおっちゃんがどて焼きをつまみながらワンカップを呷る。
おばあちゃんらもおでんをはふはふ。

午前酔いは、ちょっと悪いことをしているようで・・・。
でも昨日の晩がんばったんだ、道真公もきっと許してくれるはず。

ぶらぶらと市を冷やかし、買ったのは結局ベビーカステラと酒粕。
古伊万里も李朝も手が出ない。
でも、いいもの見た。がんばろ。

気持ちよく賑わう晴れの市。
楽しい時間は午前でお仕舞。


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         <pubDate>Fri, 26 Jan 2007 00:52:26 +0900</pubDate>
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         <title>紅キハ酒ノ咎</title>
         <description><![CDATA[其の日くらいは、一日遊ぼうといいながら、
朝から轆轤を廻すクリスマスイヴ。
師走とは、憂うべきかな、嬉しむべきかな。

暮れ泥むことなく迫る夕刻に焦り、
少しだけでもイヴの空気を吸おう。
外は温い冬。空は仄かに紅い。
御所にも散り遅れた楓が見える。
鴨南蛮を啜り、錦を歩くだけのデート。

ディナーは、贈りものの<a href="http://www.wakuden.jp/" target="_blank">和久傳</a>の陶筥弁当。
（吾亦紅さま、ありがとうございます）
ケーキとチキンを焼いたら、静かに乾杯。
陶筥の渋赤がロゼに映り、頬も紅くあたたかく。

なんだか、小さく「メリー・クリスマス」。


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         <pubDate>Tue, 26 Dec 2006 20:45:27 +0900</pubDate>
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         <title>霜月ニ伏ス</title>
         <description><![CDATA[病は気から。
自分に「大丈夫、大丈夫、すぐ治る」と
騙し騙し言い聞かせても、
いつもの晩酌のように盃に手がのびない。

風邪に罹るということは、
身体が怠いことを辛く思うのではなく、
日々の愉しみをいつもどおりにできないということを
疎ましく思うということ。
久しぶりに熱を出し、そんなことを思った。

そっと作ってくれた、妻の雑炊を大人しく啜る。
鶏の挽肉とニラの優しい味付けは、彼女の実家の味。
大家さんからもらった蕪、薩摩芋と紅生姜は彼女のアレンジ。
喉にふわっとながれた鰹出汁に、なんだか心がしみた。

脹よかな湯気越しに、妻の顔。
惚気るわけではないけれど、そばに居てくれてよかった。

今日は、お酒を我慢しよう。
こんな日があっても、ま、いいか。


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         <pubDate>Thu, 30 Nov 2006 21:41:40 +0900</pubDate>
      </item>
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         <title>雨ノ酒呑童子</title>
         <description><![CDATA[神無月は、八百万（やおよろず）の神々が出雲大社に集まり、
各地に神が不在になるということからついた月名。
その神無月一日、神は出雲への道すがら、
雨風とともに京の都に三人の酒の使いを遣わされた。

酒の使いの開口一番、
「今日はお酒の日だから、お酒を呑まなきゃいけないんですよ。
なぜ、今日がお酒の日かは忘れたけど。」

昼にすでに二種類のワインで顔を赤く染めていた
自分の前に注がれる美酒は、
「奈良萬」のひやおろしと「北錦」の火入れ。
そして「鳳凰美田」で漬けた手製の梅酒。

酒の使いたちは、眼を輝かせ、酒について語り合う。
大のオトナが、この何の変哲もない透明の液体に
人生を照らし合わせる。
オトナって、ばかだなあ。
人間って、素敵だなあ。

ふわりと酔いながら、
呑食に関わる仕事をしていることを
誇りに思わせていただいた時間。
しんみりと心の中で「感謝」。

使いから授かった美しい飴色の梅酒は、
今日もゆっくりと、こう諭すように喉に流れ込む。

「酒は必需品ではない。でもやはりそこに酒は在り、呑む者たちが居る」


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         <pubDate>Mon, 09 Oct 2006 00:31:11 +0900</pubDate>
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         <title>青春ノ「大」</title>
         <description><![CDATA[観光客はあまり行かない、
自分にとって、京都で一番おすすめの観光ポイント。
それが、所謂「大文字焼き」と呼ばれる「大」の字が
山の中腹に描かれた如意ヶ嶽。

哲学の道を歩き、銀閣寺に向う大勢の観光客を尻目に
門の前を左に逸れ、人通りのない山道に入ると、
たった30分の登山で、市内を見渡せる絶景の場所へ。
そう、あの「大」という字の真ん中に立つことができる。

京都という観光地の集合体をマクロに眺めて、
得した気持ちになる。

もちろん入場料なんてないこの場所は、
この街でやきものを学び、色々な思いを抱いて過ごした修業の日々、
当時の居のすぐそばにあった自分にとってのリセットポイントでもある。

この連休、学生時代の悪友とともに、
久し振りにあの景色を見に汗を流す。
京都の街を見下ろし、<a href="http://www.galu-kyoto.com/shop/0036_hutaba/" target="_blank">出町「ふたば」</a>の豆餅を食む。
離れている間、色々と変化のあった十年間。
結局は学生時代と変わらないレベルの
冗談しか言い合えないことに、ほっとする。

ついでに吉田山にも登り、疲脚の果てに夜は居酒屋。
お互いの故郷酒である「雪漫々」と「くどき上手」で乾杯。
ありがとう、そして、がんばろう。


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         <pubDate>Tue, 19 Sep 2006 22:54:38 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>琴平ノ陽射ト麦酒</title>
         <description><![CDATA[「日本人として、商売人として、一度は。」
と思っていた讃岐の金刀比羅さんへ参る。

18きっぷでガタゴトと鈍行に揺られ、緑溢れる聖地に辿り着く。
猛暑の日照りのせいで視界が揺らぎ、
名物の石段が永遠に続くかのように見える。
木陰に逃げながら石段を登り、御本宮の前に佇んだときは汗だく。

でも、上ったかいがあった。
おみくじは「大吉」。
にこやかに下り、温泉で汗を流して金刀比羅さんにバイバイ。
阿波踊りへ向うため、吉野川に沿って走る路線に乗り込む。

鉄道の旅は、ビールと、ご当地おつまみ。
香川は魚系の肴が豊富。
そして欠かせないのが「旅にはポッキー」。
大吉を祝して、<a href="http://www.sanuki-beer.com/" target="_blank">さぬきビール</a>で乾杯。
夏の緑の中、列車に揺られて呑むビールの味。
でも、半分くらいはシチュエーションの美味しさ、かな。

鉄道の昼酌は眠気を誘う。
うどん屋２軒まわって、温泉入って、ビール呑んだら
そりゃ当然か。

晴れの讃岐の夏景色、眠気とともに夢の中。


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         <pubDate>Wed, 16 Aug 2006 23:52:14 +0900</pubDate>
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            <item>
         <title>古碧添エ</title>
         <description><![CDATA[この街に住みたいと思った理由のひとつに、骨董屋の多さがある。

<a href="http://www.geocities.jp/rocky3siba/index.html" target="_blank">「道具屋 広岡」</a>さんは、うちから自転車で北山通りを
５分ほどすいっと行ったとこにある骨董屋さん。
古伊万里中心の品揃えが、お店の凛とした雰囲気を保ち、
だけれども静かで暖かい時間が流れる場所。

高いものは買えないけれど、安くてかわいいものを
見つけられれば嬉しい。たった2000円ほどの小さな贅沢が、
晩酌の時間を一生引き立ててくれると思えば。

最近、青い器をご注文いただく機会があった。
夏の涼を求める心の成せる念か、自分も青い釉薬を
試してみたく、頭をひねる日が過ぎる。
自分の中にはまだ見えぬ理想の碧色が、「広岡」さんで見つけた
小さな染付の中に見えるかもしれない。

そんなことを考えながら、
渋碧の蕎麦猪口にコロリと氷を浮かべて梅酒を嘗める夜。


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         <pubDate>Wed, 02 Aug 2006 01:07:07 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>玉子煎餅ノ夜</title>
         <description><![CDATA[雷と晴間がドラスティックに交錯する古都の空。
そんな空のもと、今年の祇園祭はピークに。

そんな今日の日中、札幌と名古屋からのお客様が
工房にお越し下さり、楽しく呑友の契りを。
（まろさん、ビュゼ開けちゃいました、ごちそうさまです）
やっぱり呑み喰いが好きな方と話すのは楽しく、忘時の後悔。

宵山へと向かわれるお客様を見送ったあと、
やはりウズウズして、夜７時を過ぎて、結局追いかけるように街中へ。
（むーさん、どこかですれ違っていたかもしれません）

夕立後の涼風のせいか、山鉾の灯りは澄み、
人ごみで蒸す路上とは対照的。
でも、小さな路地へと一本入ると、祇園祭りならではの
民家のお宝公開が楽しめ、キモチ豊かに歩ける。

そのお宝と提灯を肴に祭り屋台を巡る。
なかでも「たまごせんべい」という食べ物を
初体験できたことが、今夜の収穫。
えびせんべいにソースをたっぷりぬった後、
天かすを散りばめ、ハート型の目玉焼きをのせ、
マヨネーズをかけて下品に頬張る。
なんともチープなこの食べ物にウキウキしながら
ほろ酔いで楽しむ宵山の夜。
祭りはいいなあ。


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         <pubDate>Sun, 16 Jul 2006 23:15:18 +0900</pubDate>
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         <title>土耳古ノ血ヲヒク阿波男</title>
         <description><![CDATA[トルコから来ている留学生の下宿に招かれ、
彼の作る極上のパスタを手繰る七夕の夜。

おっ？
いつもめっちゃ凝ったトルコ料理をご馳走してくれる
彼にしては、今日の料理は具も見た目も実にシンプル。
味付けもオリーブオイルと胡椒のみ。

だがしかし、これが、センスというものか。
そう、高い素材や凝ったことをしなくとも、
素材そのものの味、そして具材のバランスが活かされた調理に
はっとさせられる。
チーズがトマトを、ニンニクが全体を、それはうまく引き立てる。
グァバジュースと氷、レモンをミキサーして作ってくれた
スムージーも、商品の領域。

この様々なものをバランスよく組み合わせるという能力は、
彼のハーフ（トルコと徳島）という境遇がもたらす業だろうか。

そして、お互いの故郷の話が何よりの肴となる。

正直に、最初に日本に来た時の辛さを話してくれる彼。
両親の住む遠いトルコを離れて生きていく道を選んだ
不安や寂しさを抱えながらも、頑張って生活している
その姿に、いつも感心させられ、自分の身も正される。

お互いに、故郷や家族を誇りにがんばろう。
牽牛と織女は、故郷の空でも今日、逢ってるはずだから。


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         <pubDate>Fri, 07 Jul 2006 23:37:36 +0900</pubDate>
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         <title>友ヨ</title>
         <description><![CDATA[季節で着衣を替えるのと同じように、
今日の気持ちで盃を替えるのもまたゆかしい。
そして、もしそこに特別な思いの籠った盃があれば、
晩酌という「浸る」時間はより深く。

同じ道を志した同志の盃が、
そう、それぞれが「酒」への思いを込めた轆轤が、
やっと一ヶ所に揃った。

サイズや風合、表現に、その男がでる。

じっと探るように静かに呑む男。
喋りまくって量を呑む男。
軽くあしらうように呑む男。

自分の仕事や人生への不安を抱え、
同じ夢に向かっている青春の時。
一緒に過ごす、眠れない夜、眠り過ぎた朝。
そしてやはり、酒を呑みながら、ヤキモノを作ることの
喜びを実感したあの時があったから、今の自分がある。
「友」がいることに改めて感謝。

岡林信康が静かに唄ったあの曲を思い出す。

友よ　夜明け前の　闇の中で
友よ　戦いの　焔を燃やせ

さあ、明日も窯を焚こう。


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         <pubDate>Sun, 02 Jul 2006 02:27:02 +0900</pubDate>
      </item>
            <item>
         <title>赤ト黒</title>
         <description><![CDATA[その流暢な語り口のダンディな男のひとのことを、
「うまく説明できない」と言うことがうまい説明だと思う。

様々な知識を持ったその人のことを、
話す前はキンキラリンのセレブだと思ってた。
でも、BMWに乗ってきたその方と最初に盛り上がった話は、
「どこの『餃子の王将』が美味しいか」。

突然、うちに８本もワインを送ってくださった
その不思議な人が用意してくれた夜は、
お仕事場の近所で買ってきてくださった、
<a href="http://bakeman.livedoor.biz/archives/50365613.html" target="_blank">西京極「ポワロ」</a>のバジリコフランスから始まった。

失礼を承知で、あえて書こう。
正直、「安（やす）パン」の晩酌である、と。

でも、その100円台のパンとは思えないバジリコペーストの味。
上品な芳香とかそんなではない、旨味というものをしっかり感じる。
そして、隠し球として出てきたのが、イカスミ＆明太子フランス（写真）
という、よくわからないセンスのパン。
でも、その肴に成り得るイカスミや明太子が（具というよりも調味料として）
ソフトフランスにのると、コテっとしてるけれど、
妙にまとまりのあるいい味になってしまうのは、スタンダールもびっくりである。
おしゃれーで高級なブレッドじゃない、コテコテの味が表現された惣菜パン。

実は８本のワインも平均500円。
そのひとは、その夜、単純に高ければいいというような
田舎ものの考え方ではなく、安いもので、美味しい時間を過ごす
というセンスを教えてくれた。でも、それはめっちゃいいものを
知ってるからこそできる考え方。
いいオトナとは、ということを改めて考えさせられた時間。

値段や名前だけで、ものごとを判断する勿れ。
自分の感覚を鍛え、信じよう。
カッコよく、ステキなオトナになるために。


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         <pubDate>Tue, 27 Jun 2006 01:34:54 +0900</pubDate>
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         <title>南北併セ</title>
         <description><![CDATA[詠み歌やお茶の世界ではタブーなのかもしれないけど、
今回は、北と南から同時に到来物があったので、
「南北併せ」を楽しませていただきました。
後藤様、山下様、ありがとうございました。

酒は山形米沢・<a href="http://www.kurouzaemon.com/" target="_blank">新藤酒造店</a>の「裏・雅山流（がさんりゅう）香華」。
味は、びっくり。えっ？というカンジ。
言ってしまえば、お酒の好きな人には物足りない味。
つまりは、かーっと来ない。そしてそれこそがこのお酒の醍醐味。
口に含んだ時に、フルーティーな旨味を感じるとこまでは、
「十四代」に代表されるような旨口系のお酒と同じ。
だけど、この「裏・雅山流」はそこから水のような飲料になる。
お酒というよりもカクテル。秘里の涼水のような味。

はじめて「つばさ」に乗って山形へ向かう、
白銀の奥羽本線。峠中の白に包まれた無の世界。
「何もない」ということがある、と感じた
あの雪景色を思い出しました。
この味は、あの景色を知っている人にしか作れないのかもしれない。

そして肴は福岡の辛子明太子。
あの小さな粒をみみっちく啄ばむというのは、
まさに酒肴の醍醐味そのもの。

綺麗な南の赤と北の白をイメージしつつ、
故郷をたくさん持つことの幸せを実感した夏の夜。


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         <pubDate>Sat, 17 Jun 2006 00:22:04 +0900</pubDate>
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         <title>酌ノ意</title>
         <description><![CDATA[ニッポンには「酌（しゃく）」という言葉がある。

「酌む」というのは、お互いにやりとりするということ。
そう、それはお酒であったり、気持ちであったりするわけで、
ひとが働いて生きていくということは、
恨み辛み親しみ愛しさ、色んなものを酌み交わしていく、ということ。

ひとりでも、誰かと一緒でもいい。
宵の刻、お酒をちびりちびりと呑むことが、
今日一日の酌み交わしたものを素直に受けとめるフラットな時間になる。
それが、「晩酌」というとき。

京都に居を遷してから、ほっと一息。
「晩酌」という、小さな盆に収まる程の
ミニマムな食と酒、器の世界（時間）を
ちょっとだけ綴ることにしました。


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         <pubDate>Wed, 14 Jun 2006 00:24:00 +0900</pubDate>
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