October 2006 | Top page | December 2006




Stay at Christmas time

盃をコーヒーカップに代えて。

お酒で語り合うひとときも
お茶で和むひとときも
呑む喜びの時間なのでしょうね。

酒器 今宵堂のコーヒーカップ。
ふらりと立寄られた、十代のお客様からのご注文は、
遠く離れたドイツに暮らす彼へのクリスマスプレゼント。
とてもうれしいご注文です。

真剣なまなざしで、自分のフィールドワークを伝えてくれる
彼女の姿に、ありし日の私達を重ねてしまいました。
戸惑いながらも悩みながらも、一歩一歩ですね。

「大切な人とおいしいコーヒーを味わいたい。」
仲間内の呑み会も楽しいけれど、
勉強の合間に味わうコーヒーに安らぎを感じる、
彼女もそんな学生さんのような気がします。

クリスマスの頃には、
異国の冬景色を眺めながら、
ふたりで、ひとくち。

Toma cafe con leche conmigo!


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Great Mother

彩る紅葉に導かれて
夫のお母さんが福岡より上洛されました。

11月18日、還暦を迎えたお誕生日会 in 今宵堂。

個展で札幌入りのお父さんは残念ながら不参加ですが、
最愛の末娘が東京から駆けつけてくれました。
家族だけのささやかな宴ではありましたが、
みんなの感謝の気持ちとお父さんの手紙に包まれて
お母さんの顔は幸せに溢れていたように思います。

陶芸家の妻としてだけでなく
料理とおもてなしのプロフェッショナルとして
うつわと心で食卓がどれほど豊かになるかを体現してきたお母さん。

今宵堂が始まった半年前、こんなにもたくさんのお客様が
来て下さるとは思いもしませんでした。
おもてなしに迷った時に、必ず送られてくる野菜便。
「ごちそうでなくていいのよ。笑顔と心がごちそうなのよ。」
ひとつひとつの野菜達がいつも私を励ましてくれました。

どんな時も温かい気持ちでお客様を迎える夫の姿に
彼の家庭の歴史を感じました。技だけではうつわは作れないと、
お母さんが教えてくれているように思いました。

今宵も野菜便でお祝い。

筋子と鮭の粕漬け(札幌より)
オクラのとろろかけ豆腐
里芋のつぶし揚げ
蓮根の肉詰めカレー風味
蕪と鶏肉のスープ
秋野菜と魚介のパエリヤ

そして最後は、
夫がお母さんのために心を込めて作った
チョコレートケーキ。
誕生日にお母さんが必ず作ってくれたケーキ。
なんのデコレーションもないケーキ。
お母さんのみたいに膨らまないで、
ぺちゃんこになったケーキ。

普段は台所に立たない夫が
いっしょうけんめい作ったケーキの味は
言葉が出ないくらいおいしかった。

おめでとう、ありがとう、
いつまでも大好きです。

Feliz cumpleanos, mi madre !


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Haruo Uehara Exhibition

素敵な作陶展のご案内です。


上原治夫 作陶展
「食器の愉しみ」

11月15日(水)〜20日(月) 最終日、午後6時終了
札幌丸井今井 一条館8階 美術工芸ギャラリー

「白瓷・白釉の食器に加えて赤絵や伊羅保釉の蓋物、
キャセロールなど、冬にかけての食卓を演出いたします。
何卒、御高覧ください。」(上原治夫)


夫の師匠であり、私達の愉快なお父さん、
上原治夫さんの個展です。
食器とは何か、私達の原点がそこにあるかもしれません。

札幌丸井今井HP

Su obra es maravillosa!


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Let's make ceramics! part4

手巻き寿司で始まる陶芸体験。

そんなに作るのが好きですか!
という声が聞こえてきそうです。

お客様にネタをご持参していただいて、
手巻き寿司ランチから幕を開けた今回。
食の秋。芸術の秋。
食わねばいいものは作れません。

手巻き寿司とは、なかなかその人のセンスが表れるものですね。
ネタの組み合わせに、海苔の巻き方に、どこか感じてしまいます。
血液型や星座より、手巻き寿司占いがオススメです。

丁寧なロクロ。
勢いのあるロクロ。
もくもくとがんばる人。
おもちゃとか作っちゃう人。

なんだか、みなさんの仕事ぶりが見えるよう。
初めて会う人達なのに、終わる頃にはお友達。

紅葉の季節にうつわを囲んで
今度は鍋といきましょうか。

El otono es la fiesta artistica.


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The order is ripple

お客さま発、今宵堂行き。

今宵堂の商品の中には
お客様のオーダーから生まれたものがあります。
白釉ゆがみ小鉢、白瓷酒杯、白瓷鮑形鉢、
灰釉プレート、白萩コーヒー碗・・・。
贈り物に、ご自宅使いに。
お酒に料理に、おもてなしに。
生まれたうつわ達がどの様に育っているのか、と
いつもわくわくしています。

オーダーでのうつわ作りは
そのお客様を知ろうとすることから始まります。
そして完成した時、なぜかその方と今までよりも
親しくなれた様な気がします。
じくじくと悩み、とても時間のかかる時もあります。
気長に待って下さるお客様には、
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
でも、私達がとても好きな仕事のひとつなのです。

写真のうつわは「青」がテーマでいただいたご注文。
海碧流紋皿。

塩と胡椒で焼いた豚ヒレをさっと湯通ししたレタスで包みました。
残りのオリーブオイルでトマトソースを作るといいですね。

秋深い今宵の宴。
彼の愛するワインの傍らにも
青いさざ波は静かに揺れているでしょうか。

Las ondas se propagan en nosotros.


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