the Old meets the Fresh
ひとからひとへ幾星霜。
京都に暮らす楽しさのひとつに
骨董をみるひととき、があります。
経てきた歳月にしか出せない味わい、
そのことに敬意を払う日々の暮らし。
美術館に納められるような高価なものではなく、
丁寧に扱われた雑器の美しさにいつも心を奪われます。
それは、名も無き陶工の盃や古びた文机であり、
門跡寺院の瓦の欠片であったりもします。
先日、そんな古き良きものを扱う骨董屋さんが
今宵堂に訪れてくださいました。
北野天満宮近くの画餠洞(わひんどう)さん。
古伊万里からくらわんかまで。器にガラスに鉄細工。
取り合わせのセンスが絶妙なお店です。
素敵な奥様とかわいいお子さんを傍らに
愉快な骨董話を聞かせてくれる若きご主人。
瑞々しいものと古びたもの、この取り合わせもいいですね。
写真は、うちの懐釉梅皿に採れたてブロッコリーのからし合え。
茹でたブロッコリーに三杯酢(合わせ酢)と
和辛子を混ぜたものを和えるだけです。
お肉を焼く前のガーリックオイルを少したらすと食欲が沸きますね。
古いものを倣うこと、新しいものを摘み取っていくこと。
骨董が与えてくれる楽しみなのです。
El antiguo encontra el fresco en Kioto.


