日本酒とワインと炭火焼「なかむら」

夏の暑さも一区切り。
旅の人にとっても、京都人にとっても
ちょっと特別な場所「祇園」の夜に、
うれしいお店がオープンしました。
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。

日本酒とワインと炭火焼「なかむら」さん。
私たちが店主の中村さんと知り合って一年。
お客さまとしてうちに来ていただき、
物静かに淡々と世の中の美味しいものを語る彼と
一緒に呑んで話す時間は、私たちにとっても
とても嬉しいひとときでした。
「美味しい」っていいよねーという雰囲気を
おしつけがましくなく作ってくれる人。

お店の自然でシンプルなカウンターは、
彼の人柄そのもののようにも感じます。
お酒のラインナップも本当に柔軟。
いろんな方に「飲食」を楽しんでほしい、
という気持ちがこもっているようです。

中村さんと一緒に考えた「白瓷耳付盃」が、
コースの最初のスープとともにうれしく登場いたします。
今回は旨みが詰まったズッキーニのスープ。

日本酒をちょっとずつ嘗めながら、
「祇園」の夜にうれしく浸ります。

中村さんが最初に用意してくださったのは、
一品ごとに味も技も異なる鳥肉三種。

そして、絶品のレバーペーストも、
飲み込むのを惜しみつつペロリです。

そう、「炭火焼」といいながらも、
中村さんが全国から集めた美味しい食材を
いろんな形で楽しませてくれるという趣向なのですね。

さらに、日本酒だけでなく、
わざわざ店の中にセラーまで作ってしまった
中村さんのワインセレクトにもドキドキ。

じっくり頃合いを見ながら焼いてくれるお野菜たちは、
野菜を「焼いて」食べるということの良さを
再認識させてくれる瑞々しさ。

この日は日本一大きい手羽先!「天草大王」も登場。
シンプルに塩で焼いてほくほくと。
周りを気にせず、しっかり骨までしゃぶりましょう。

焼トマトは、スプーンで潰してパンと一緒に。
炭火焼って楽しい!と感じさせてくれる時間でした。

さらに・・・と全部ご紹介しちゃうのは野暮ですね。
まだまだ野菜やお肉を美味しく楽しく、
やっぱり優しい物腰で出してくださります。

でも、どうしてもお伝えしたい〆のスープの優しさに、
なんと「きんかん」で楽しむ玉子かけ?ご飯!

焼き海苔箱(炭で下から海苔を炙る箱です)で
出てくる海苔も、江戸蕎麦好きにはたまりません!

「焼く」というシンプルな食べ方を
じっくり、そして穏やかに楽しませてもらえた夜でした。

憧れの祇園の街に、馴染みのお店を一軒。
やさしい香ばしさとともに。

日本酒とワインと炭火焼「なかむら」
京都市東山区縄手通新橋下ル弁財天町13番地1 祇園ホワイトビル2F
※ 地図はこちら セブンイレブン向いのビル2Fです。
電話 / 075-531-5865 (お電話での予約がおすすめです。)
営業時間 / 18:00 〜 27:00頃 (月曜定休)

2件のコメント

  1. 今晩の予約をお願いします。主人と二人。タキモトさんの新谷さんの紹介をいただきました

  2. 宮坂公美さま

    ブログへの書き込みをありがとうございます。

    ただ、大変恐縮でございますが、こちらは「なかむら」さまのブログではなく、今宵堂という酒器工房のブログとなっております。

    お手数をおかけしますが「なかむら」さんへのご予約は、下記の電話番号までよろしくお願いいたします!

    日本酒とワインと炭火焼「なかむら」
    075-531-5865

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