甘い冬を越えて

しんしんと澄み渡る冬の空気に触れると、
心もからだもあたためてくれる、
一杯の珈琲と甘味が恋しくなります。

先日、23日をもちまして、
岡山・カフェドグラスさんにて開催しておりました
『ひとくちの冬』展を楽しく終えました。
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。

ニセコの和菓子工房「松風」さんとの三度目のコラボ展。
松風さんの暮らす北国の冬景色が
小さな甘味へと姿を変えて、
会場にやさしい風を運んでくれていました。

今宵堂は、white × brown × silver の器で、
「冬の空気」を表現してみました。
輝く雪景色や、ひとときの晴れ間、暖をとる炎、
会場の壁に映し出された、カメラマン・渡辺洋一さんが
撮ってくださった和菓子と器の写真を眺めていると、
冬の色彩の静かな美しさを感じます。

今回は、カフェドグラスさんのご協力で、
生菓子と珈琲のセットをお客さまに味わっていただきました。
思わず笑みがこぼれる「雪だるま」。
かわいくておいしい!
みなさんどこから食べようか悩まれていましたねー。

「松風さんの梅干菓子」と「今宵堂の梅箸置」のセット、
なんてものもご用意いたしました!
こういう小さなコラボも楽しんだ展示でした。

私たちも初めて訪れたカフェドグラスさんは、
若くともセンスと誠意あふれるオーナーさん、
おいしいお料理でおもてなしくださるレストランの奥さま、
笑顔たっぷりのスタッフのみなさんの力で
本当に心地よい空間を作り出していらっしゃいます。

遠方からのお客さまも多く、
お食事やギャラリーを楽しまれている風景の中での展示を
私たちも心地よく楽しませていただきました。
ご来場いただきましたみなさまも、
本当にありがとうございました!

京都に戻り、再び恋焦がれる岡山への想い。
やわらかな岡山の空気を思い出しながら、
ひとくちほどの小さな甘味と一杯の珈琲で
ゆっくり冬を味わうことにしましょう。

※ 展示の写真は今宵堂のfacebookページにてどうぞ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。