笑顔と盃に囲まれて

静かな風が、ゆっくりと新しい季節を運んでくれますね。
街のあちこちに春の装いを感じます。

今月13日をもちまして、
春の大阪展「今宵堂の盃小部屋」を
楽しく終わらせていただきました！
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。

会場は三畳ほどのとっても小さな空間。
そこで今回は、「展示台を一切使わない器の展示」
ということを試みてみました。
壁に掛けたり、吊るしたり・・・、
インテリアとしても使えるような、
ちょっと遊んだ酒器たちです。

木箱を利用して、花を生けることのできる酒器、
「花見猪口」は呑みたくなったらそのまま一杯。

紅い紐のついた盃は、先人が考えた
帯にひっかけて携帯することができる「懐中盃」。

盃をひっくり返して吊るせば、
春風になびく「盃風鈴」へ。

お月さまが酒器になっている絵画ならぬ「盃画」、
これがホントの酒の月＝「さかづき」なんて駄洒落てみました。
実際に取り外して使える！という動画はこちら。

淑女、いや酒女でしょうか？
すてきな女性のためのピアスや指輪なんてものも、
春の酔いに任せて御用意いたしました〜。

その他、展示の写真は、今宵堂のfacebookページでもご紹介しております。

お昼休みにお立寄り下さったお勤人さま、
大切な休日に足を向けて下さった関西のみなさま、
はるばるご遠方よりお越しいただいた方々にも、
心より感謝いたしております！
そして、連日の大阪ナイトを満喫させて下さった
酔い酒処さま、おおきに！ごちそうさまでした。

春のビル風に吹かれながら、
ふざけた酒器に囲まれて、交わす会話は笑いと酒まみれ。
ユーモアあふれる呑兵衛さんとともに、
これからも今宵堂は、酔き酒器作りに勤しみたいと思います！