さる宵の刻、とある陶芸家がふらりとご来訪下さいました。
傍らにはとれたての蕪と大根を抱えた息子が二人。
彼は数多の京焼の中で私が最も敬愛する陶芸家。
その作品とスタンス、はにかんだ笑顔がとても魅力的な方なのです。
お土産は、野菜作りの達人の奥様より。
あたたかいおもてなしと、この旦那様と個性的な三人の子供たちを
支えるその力量はまさにお見事。
華奢で可憐なあの方が、こんな立派な大根を引き抜いたかと思うと、
京女の底力には感服です。
本当に京都の女性は働きもの。
うちのご近所の奥様たちも朝からお掃除におもてなしにと大忙し。
趣のある住まいも庭も、本職の手だけで整っているわけではないのですね。
今宵は広島からの贈り物、
風味豊かないりこと昆布出汁で大根を煮てみました。(器は懐釉丸鉢です。)
お醤油と味醂でやさしくやさしく味を付けます。
和牛ミンチを醤油で炒めて、片栗粉でとろみを少し。
うれしい気持ちが隠し味です。
美味しそうですね。
盛り方も本当にセンスが光ります。
きっと気持ちと優しさたっぷりの味がするんでしょうね♪
うーん、豊かさって、こういうことをいうんだろうなあ、と思いました。
ん~。おいしそう♪
同じ器、同じメインの材料を使っても
人それぞれ違うものになりますね。
料理って果てしないですね♪
>shigeさん
shigeさんみたいなシンプルなおいしさに自信がないので
のせたり、添えたり、です。
この大根は、本当に野菜っておいしいな〜と思わせてくれる
味わいでした。土がまだ付いていて、本当にうれしかったです。
>shikokuさん
書き込みありがとうございます!
そうですね、豊かさって、ひとつの野菜やおいしい昆布出汁
から始まったりするかも・・・です。
shikokuさんの竹林の活動もご紹介させていただきたいです。
>まぁちゃんさん
こちらは懐釉丸鉢です。
すいません〜書き忘れてました。
料理って果てしない、私も実感します。
このいりこと昆布に出会って、ここまで違う味になるのか!
と驚いています。
おいしく出来るとおいしく盛りたい。
おいしく盛れる器が作りたい、と思います。
わが家の女性陣は
果てしなく
ぼーーーっとしています。
どこにでも
例外って
あるんですね(笑)
>ゆずこさん
いえいえ、鴨川で朝食を〜のゆずこさんは
行動派、というか日々を楽しむことの達人ですよ。
あのパン屋さん、私達もかなりの頻度で通ってます!
例外は、京都→山形の大移動では?
京都の女の子はあんまり外に出ないですよね〜