こちらは洛中、そちらは洛外。
平安京の北の端、一条戻り橋。
堀川一条に架かる、多くの伝説を持つこの橋から
歩いて2分のところに、御泊処 「京町家 西陣庵」という、
町家をまるごと一棟お貸しするスタイルの宿泊処があります。
春にご紹介させていただいた「京町家 相国寺庵」の姉妹庵です。
広々としたこのお宿、ゆっくりお寛ぎできることと思います。
先日、こちらにも今宵堂の器を置かせていただきました。
表の粋な格子が特徴的な西陣庵ですが、
この辺りは、味わい深い京都の文化がとても楽しめるところです。
その名の通り、西陣の織町、御所、
少し足を伸ばして上七軒に二条城。
古今の都人御用達の美味しいお店を覗いてもいいですね。
そして、ぜひお薦めしたいのが、
西陣庵より歩いて1分にある「楽美術館」。
ここは楽焼という、茶碗、お茶道具を作ることを生業とする
楽家の美術館。
なんだか敷居が高そう・・・という印象を持たれるかもしれませんが、
百聞は一見にしかず。
楽家、歴代15名のクールなアーティストの作品をご賞味ください。
そう、一条戻り橋は、千利休の首が晒されたところですね。
夏も過ぎて、京都もいよいよ秋めいてきました。
西陣庵にて夜長に一献、酒器の支度もしております。
夕方 朝方が涼やかになってきましたね
名月鑑賞でもしたいですね
>ゆかさん
おひさしぶりですね。
秋の気配が心地よいです。
里芋でお団子を作りましょう。
酒の肴になるような・・・。
ゆかさん、虫の声も涼やかな加茂川の夜、です。
この季節、ちょっとノスタルジックですね。
先日夫婦で話していたのは、
「夏の終わり」とはよく言うけれど、
「秋の始まり」とはあまり言わないね、
ということ。
やっぱり「終わっていく」ということに少し寂しさを
感じるんでしょうね。
だけれども、なぜか子どもの頃からずっと、
「四季」全てが懐かしいと感じてたように思います。
楽家、当代の茶碗、大好きです。
その美術館で,お薄もいただけるのよね。
必見ですね!
今宵堂の紅茶も美味しいです。
>連くん
終わる季節も始まる季節も繋がっていますね。
懐かしい、という感覚と同時に新鮮な驚きがあるような・・・。
四季の移り変わりを、生活と風景の中で楽しめる街。
幸せだね。
>吾亦紅さん
コメントありがとうございます。
「特別鑑賞茶会」は、予約要だそうです。
緊張しそうですが、いい体験になりそうですね。
15日に滋賀の佐川美術館に「楽吉左衛門館」がオープンです。
(HPはこちら http://www.sagawa-artmuseum.or.jp/top.htm)
今宵堂、バタバタとしておりまして、
なんのお構いもなくできず、すいません・・・。
また、ゆっくりお会いしたいです。