山形慕情旅・その弐

東北旅行なんて、ちょっとした避暑気分!
なんて、関西人の浅はかな思い過ごしでありました。
さすが盆地!更に今年の夏は、例年にない猛暑で、
山形でもカンカンお天道さまに鍛えられました。

しかし、二日目に訪れた念願の「山寺」は、とても美しい景色でした。
滝のような汗を流した登山道でしたが、
芭蕉を想うと、緑の中の静けさが心にしみ入ってきました。
東北の長く続く山脈を見ていると、日本は木の国であることを感じます。
下山後のビールもきちんと臓腑にしみ渡らせて、山寺を後に。

将棋の街・天童温泉ですっきり汗を流して、
お昼は、銘店「水車蕎麦」にて鳥中華。
山形は、蕎麦のみと思う勿れ。ラーメン大国なのです。
そして、天童には、山形の誇る銘酒・出羽桜酒造があります。
私たちの目的のひとつは、蔵の横に併設されている「出羽桜美術館」でした。
古く趣のある日本家屋の中には、
李朝をはじめとした骨董の数々が並んでいます。
特に、酒器の品揃えは圧巻で、
数々の銘品を眺めていると、
古の人にとって、お酒の時間に趣向を凝らすことが、
ひつの娯楽であったことを、しみじみと感じます。
酒の歴史は、人々の嗜好の歴史ですね。

さて、本数の少ない電車の時間に合わせて、
花笠祭りが始まる、山形市内へ戻ります!





コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。