ご注文はメール(ren@koyoido.com)かお電話にて。在庫のないものは、ただ今制作に半年から一年ほどお時間を頂戴しております。ほかの器や直近の焼き上がり状況はこちらです。
衒いの無い無垢の肌。薄い口縁を摘むと、肘がすっと上がり背筋が伸びる持ち姿に。
「白瓷平盃」 W 8 × H 3 ¥ 1,800
古来の大衆酒場で、一度に多くの燗をつけられるようにとできた細身の徳利。些か腰を絞って艶やかに。正一合。
「白瓷燗徳利」 W 5.5 × H 14.5 ¥ 3,500
慎ましく淡い紅は微酔いの頬の色。目出度い乾杯に、花見に。
「桃瓷盃」 W 7 × H 3.5 ¥ 1,800
細波を例えた蛇ノ目に金魚が一匹。半合ほどの酒海を泳げばさらに紅く。
「蛇ノ目猪口」 W 7 × H 5.5 ¥ 2,000
僅かな楕円の歪みは酌する手におさまる形。肴を盛っても心地いい一合を湛える大きさ(小振りの七勺のものもあります)。
「白瓷片口(一合)」 W 9.5 × H 6.5 ¥ 3,000
「白瓷片口(七勺)」 W 8.5 × H 6 ¥ 2,500
指でちょいとつまむ小盃。やわらかな白瓷の肌に残した手跡でお酒のゆらぎを感じます。
「白瓷盃」 ¥ 1,800
酒卓をちょこまか駆ける小さなウリ坊。さか立ちすると酒が呑めるのがウリでございます。
「お猪こ」 W 5 × H 5.5 ¥ 1,800
平たな丸盃の見込みにそっと色を落としました。薄い桃と黄色、ほころぶ酒卓の中に。
「色彩盃」 W 7 × H 3.5 ¥ 1,800
嵩・八勺ほどの控えめななり。白泥を纏った「粉引」の肌、口元にはささやかな輪花の装いを。
「八勺徳利」 W 7.5 × H 11.5 ¥ 3,000
富士の裾野に口付けて、ほろ酔い頬は赤富士に。山ほど酒を呷ったら、見える景色は逆さ富士。
「富士ノ山盃」 W 7 × H 3.5 ¥ 1,800
「焦げ」で描いた瓢(ひさご)の数は、表に二つ、裏に四つ。合わせて六つの瓢箪を「無病」と掛けた吉祥紋。
「六瓢盃」 W 7 × H 3 ¥ 1,800
「雪」のようなふわりとした釉、そして結晶を装った薄い口元。ゆるりと呑める半合の頃合いです。
「雪花蕎麦猪口」 W 7.5 × H 6 ¥ 2,000
酔いもまわればお猪口もまわる。「あ~れ~」とくるくる回して遊んでおくれやす♡。
「おちょ妓はん」 W 6.5 × H 4.5 ¥ 1,500
酒を溜めた瓢(ひさご)を腰に、歩く古人の千鳥足。清酒の澄みを眺めたいなら、徳利ではなく片口で。
「瓢箪片口」 W 13 × H 8 ¥ 3,000
吹き墨で抜いたポップな星と月。酒に揺らめく夜空を。
「夜盃」 W 8 × H 2.5 ¥ 1,800
平盃の中に泳ぐ金魚を眺めて一献。酔いがすすんでいつの間にか頬もほんのり紅く。ちなみに金魚が泳げるほど薄い酒を金魚酒ともいいます。
「金魚盃」 W 7 × H 3 ¥ 1,800
小さな猪口を逆さにすれば、かわいく佇む千鳥が一羽。猪口の足を千鳥に変えて「千鳥足」と駄洒落てみました。ふらふら揺れるはご愛嬌。
「千鳥足猪口」 W 6 × H 5 ¥ 1,800
酒場の一合徳利の口を緩め、一升瓶からもそのまま注ぎやすく。小さな口をつけて、彼の葡萄酒の注器の形を模してみました。
「出燗多(でかんた)」 W 7 × H 14.5 ¥ 3,000
不均等な輪花で蝶々を象った平盃。美味しい蜜を見つけてふわふわと酔います。
「平々盃(ひらひらはい)」 W 8 × H 3 ¥ 1,800
酒卓でそっとお伴する澄まし顔。振れば中に仕込んだ鈴がチリンと音が鳴ります。お代りを促すもよし振って舞うもよし。
「お猪口けし」 W 6 × H 8 ¥ 2,500
可愛い梅の形を土味感じる渋めの肌に。片口の注ぎ穴もこっそり梅の形に。
「梅片口」 W 9 × H 7 ¥ 3,000
「梅猪口」 W 5.5 × H 4 ¥ 1,800
やわらかく象った小さな恋の形。どこに口付けるのかを眺めるのも楽しいのです。
「ハート盃」 W 7 × H 4 ¥ 1,800
酒に映るのは夏の雲か秋の暮れか。空だけに空(から)になったらおかわりを。
「空盃」 W 8 × H 3.5 ¥ 1,800
穴が開いてた盃は、九州・四国などに伝わる遊び盃の一種。ハートの形に射抜かれた小さな穴を指で抑えて、お酒も愛もこぼさぬように。
「ハート射抜猪口」 W 6 × H 5 ¥ 1,500
澄ました顔で酒卓に佇む猫一匹。盃に寄り添って、ニャ~と甘えるようにお酌を。
「ニャン徳利」 W 6 × H 14.5 ¥ 3,000
お酒を注ぐと仄かに輝く橙々色。貫入と小さな線点紋。昼酒ならば、陽の光の下で輝く器肌を肴に。
「橙々平盃」 W 7.5 × H 3.5 ¥ 1,800
玉子の形が手中にころり。やわらかな殻のような白釉の肌です。
「玉子盃」 W 7 × H 4.5 ¥ 1,800
鼠に騙された猫は十二支になり損ねて盃の裏へ。寝落ちして、大事な終電を逃さぬ戒めとして。
「猫騙シ盃」 W 7 × H 2.5 ¥ 1,800
18世紀の英国のパブ。儲けを大きくするための上げ底グラスは、1ペニーでひとなめしかできないほど。お酒をちびりと嘗めたい下戸さんや、酒豪に皮肉を込めて。
「ペニーグラス」 W 4.5 × H 5 ¥ 1,800
酒で濡らすとケロケロと喜びます。カエル気配のない酔客に、そっと暇(いとま)を促すのにもどうぞ。
「蛙猪口猪口」 W 7 × H 4 ¥ 1,800
酒卓にちょこんとおじゃまして、すました顔でお相伴に与ります。
「呑平(のみへい)さん」 ¥ 1,500
お酒を捧ぐように持ち上げる形。白泥の肌にはゆっくりと酒が染み込み景色になってゆきます。
「高台片口」 W 10 × H 8.5 ¥ 3,000
にゃあと可愛く甘えたあの娘も、めとれば一転大飯喰らい。今は股(もも)肥え山となる。あなたも猫の額のような狭い心ねとブーたれる。
「猫かぶり盃」 W 6.5 × H 3.5 ¥ 1,500