「公長齋小菅 × 今宵堂」

京都は、数多の伝統工芸が息づく街です。

その中で、「公長齋小菅」さんは、
竹工芸の老舗として、洗練された品々を生み出されています。
笊や花籠から始まり、茶道具から箸まで、
「竹」は、日本人の生活と文化に深く関わってきました。
しなやかで強く、清々しい「竹」という素材の持ち味は、
私たち日本人の気質にしっくりと馴染んでいるように思います。

その竹工芸の魅力を、現代の暮らしの中に活かしていくこと。
同世代の「公長齋小菅」の若旦那さんと交わす会話の中に、
いつもにじみ出る、老舗の誇りと新しいデザインへの挑戦。
ものづくりの人が忘れてはならない手元を見つめる目と、
国内外へと飛び出していく姿に、輝きを感じています。

今宵堂はこの度、公長齋小菅さんとともに、
オリジナルの酒器揃を制作させていただきました。
「公長齋小菅」の洗練された竹製品の佇まいに
そっと寄り添うような質感と形にこだわって、
繊細でありながらも暖かく、
そして何よりも、竹のような「しなやかさ」を。
白陶のしっとりとした肌合いの片口は、
お酒の揺らぎを美しく魅せてくれます。

差しつ差されつ酌み交わす、酒器の文化は、
長い歴史を持つ「竹」の歴史と相まって、
秋の夜長の晩酌に、やさしい酔いを運んでくれると思います。

※「公長齋小菅 × 今宵堂 片口(¥ 3,675-)・ぐい呑み(¥ 2,100-)」は
 「公長齋小菅直営店」等にて販売いたしております。
 購入ご希望の際は、各直営店までお問合わせください。

※ 写真をクリックして、酒器の画像をご覧になれます。

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