Topページへ

「育つ器、育てる器展」

春ほころぶ三月、
福岡「手の間」さんにて愉しい企画が始まります。

「育つ器、育てる器」。
暮らしとともに使い込むことで少しずつ味わいを増していく「器」。
時を経、色が変わり、形がこなれ、表情が出て「自分の道具」となり、
世界に二つとないものが生まれます。
こんな「道具と人の関係を見つめる」企画に、
今宵堂は、お燗のための銚釐(ちろり)を並べます。

この銚釐にはストーリーがあります。
居酒屋好きの私たちが、雑誌の居酒屋特集を見ていると・・・
目に付いたのは旭川の銘居酒屋「三四郎」さんの銚釐!
かわいい形なのに重厚な存在感。
一目で呑兵衛心をくすぐる酒器だと感じたのです。
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。

その佇まいを元に「立ち姿の銚釐を作ってみたい!」
と思って作ったのが、今宵堂の「千鳥銚釐(ちどりちろり)」です。
私たちは口元の形を鳥に見立て「チドリ」の「ちろり」と洒落てみました。

そして今回、「手の間」さんからお話をいただいて、「千鳥銚釐」が、
なんと「三四郎」さんの銚釐とともに並ぶことになりました。
実は「三四郎」さんの銚釐は、
元を辿ると今は無き京都の清水焼の窯のものらしく、
なんだか不思議な運命を感じます。

形や釉薬は違えども、どちらもお酒を呑むための庶民の道具。
今宵堂の「千鳥銚釐」は、
まだまだ歴史を経てない「ひよっこ」ですが、
長く愛して育てていただければ嬉しいです!

『育つ器、育てる器展』
2011年 3月11日(金)〜 17日(木) 
11:00 〜 19:00 ※ 会期中は無休です
会場 / 手の間
    福岡市中央区警固2-19-9百田ビル2階
電話 / 092-761-0395

  • 2011/03/09

コメント : 0