小さな錦を故郷へ

吹き抜ける風の爽やかさ、
季節はぐんぐんと夏へと向っているようです。

先日、15日をもちまして、
今宵堂の器展「山形蕎麦猪口物語」を
楽しく終えさせていただきました。
とても多くの方にご来場いただき、
みなさま、本当にありがとうございました!

今宵堂の今までの展示会の中でも、
特に今回は思いっきり遊ばせていただいたこの展示。
蕎麦猪口に、ちょこちょこと込めたユーモアに
くすっと頬を緩めてくださるその様子、
私たちにとって、いちばんのご褒美でした!
夫が学生時代を過ごした、第二の故郷でもある山形。
震災の影響を受けた東北でありましたが、
こんな時だからこそ「笑って楽しんでもらいたい!」という
一途な想いで、ネタを考え続けた日々でした。

※ 器の写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。


豊かな食文化や自然のように、晴れやかな東北・山形の人々。
旧友のみなさんとの愉快な酒宴や
思い掛けない方々のご来訪、久しぶりの嬉しい再会、
地元のテレビ局や新聞社さんの取材の中にも
みなさまのあたたかな気持ちを、
ずっと感じ続けた展示でありました。
行く度にどんどん好きになる、山形。

今回は「ぎゃるり葦」さんの大きな胸に抱かれて、
のびのびとした展示をさせていただくことができました。
心より深く深く、お礼申し上げます!

夫がこの街を出て、十数年、
小さな錦は、ふわりと風に吹かれて、
五月の空をうれしく泳ぎました。

※ 展示会の写真はこちらにまとめてありますのでどうぞ!




2件のコメント

  1. ばんざーい! ばんざーい!
    小さな錦はどんなにか、あなたちの胸に膨らんだ事でしょう!

  2. >吾亦紅さま

    ありがとうございますー!

    「楽しい!」というたくさんの声が、
    本当に宝物でした。

    遠く離れた山形が、こんなにも近く感じれるのは、
    たくさんの大切な方々がいるからなんだなぁ、
    としみじみとうれしく感じています。

    秋の福岡での展示もがんばりますー。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。