「絵に描いた肴」、ご馳走さまでした!

あっと気付けば、暦はとうに師走を迎えていましたね。

遅くなってしまいましたが、先月、11月27日をもちまして
博多での展示会『宵の器、絵に描いた肴』が終了いたしました。
お越しくださったみなさま、そして、コラボさせていただいた
アトリエ穂音の比佐さん、生徒さん、本当にありがとうございました!
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。

展示会のオープニングパーティー、『宵の酒宴+ウクレレライブ』も
ご協力してくださったみなさんのおかげで素敵な夜となりました。

日本酒をセレクトしてくださったのは、福岡の「とどろき酒店」さん。
店長さん&スタッフさん自ら、冷酒と燗酒を振る舞ってくださる贅沢!
日本酒のラインナップはこちらですー。

「あたごの松」 限定純米吟醸(宮城)
「醸し九平治」 火と月の間に 純米吟醸(愛知)
「而今」 酒未来 純米吟醸(三重)
「宝剣」 純米 八反綿(広島)
「独楽蔵」 無農薬山田錦六十(福岡)

肴は、薬院の「ICONE」さんより。
「日本酒に合う肴」として用意してくださった
手の込んだ渋くも素敵な肴たちが並びました。

柿と春菊の白和えに、生タコ湯引き辛子しいたけ、
憩根特製ふわふわ丸天、ししゃものくんせい、
ローストポークと根菜のマスタード和えに
おでんやおにぎりまで!

そして、ほんのり頬も色付いた宴の合間には、
zerokichiさんのウクレレライブが静かに始まりました。
小さなキャンドルの灯に音色が溶け込むような心地。
zerokichiさんの「うとうとしながら聴いて下さい。」
のお言葉に甘えて、夢見心地の時間でした。

酒器作りを生業にする私たちにとって、
お酒と並んで、「肴」は切っても切れない間柄。
今回、描かれた肴とともに器を展示できたことは、
私たちにとって、とても面白い経験でした。
お客さまたちの「いいね〜!呑みたくなるね〜!」という笑顔は、
なかなか器の展示会には見ることができない表情だったのです。

ひとの酒卓は、十人十色。
和絵具という素材の情緒も「肴」をきれいに表していました。
個性を大切にしながら、きちんと、でも軽やかに
日本画を楽しく伝えているアトリエ穂音の比佐先生の心意気が、
この展示の大切な見ごたえに通じたのだと思います。

お酒の側にあるもの、おつまみも器も、そして人や歌も、
「お酒を呑む」という行為を楽しくさせてくれる、
とてもすてきな「肴」なのですね。
福岡で出会った「肴」たちよ、ありがとう!
来年も、またいろんな土地へアテを探しに、
酒器屋は旅を続けていきたいと思います。

※ 展示の写真はこちらをどうぞ。

3件のコメント

  1. ありがとうございました。
    おかげで、生徒達も、絵を完成させたあとの、自分の作品による人とのコミュニケーションを体験できて、とても良かったことと思います。
    あと素敵な酒器と並べて飾られたことも。
    美味しい日本酒と、肴、酒器、良い音楽と心地よい音色、
    オープニングにふさわしい最高な取り合わせでしたね!
    お疲れ様でした。

    又そろそろ京都の風景が恋し、ですよ。

  2. アトリエ穂音さん、こちらこそ!
    とっても豊かなオープニングパーティーを
    ありがとうございました〜。
    比佐さんと生徒さんたちのお人柄が
    お客さまに朗らかな酔いを運んでくれたと思います。
    ご協力くださったみなさまにも感謝!

    ものづくりは、出来上がってからのアレコレな楽しさが
    ミソであったりもしますよね。
    また、再び!を私たちは夢見ておりますよー。

    比叡の山の景色も移ろいで、
    京都は、ちょっと早足になる師走を迎えています。
    また遊びにきてくださいね!

  3. 梨恵さん、
    急に寒くなりましたね。
    このところ、バタバタしていて申し訳ないことでした。
    色々ありがとうございます。
    はい、生徒も喜んでおりましたよ、了解ですー。

    又遊びに行きますね~。

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