BARの暖簾が下りました

あっという間に、蛍が舞う頃となりましたね。
先月、5月27日をもちまして
今宵堂の酒器展『BAR 2C2H5OH + 2CO2』
楽しく終了いたしました。

会場は、ギャラリーH2Oさんのご協力で、
カッコいい「BAR」に変身!
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。

正面には、カウンターとバックバー。
今回、バックバーに酒器を置き、
わざとお客さまが届かないものを作ることで、
お客さんがバーテンダーと自然に会話することを狙いました。

隣り合ったお客さま同士も、
「どこから来たの?」「好きなお酒は?」なんて会話を弾ませながら、
BARならではのコミュニケーションが生まれていました。

壁面には、カクテルのような名前がついた酒器たちやその由来。
つまり、メニューなのですね。

お気に入りの酒器があったら、カウンターのバーテンダーに、
「○○ください。」とご注文。
これが、「BAR」を感じていただくという仕組みだったのです。

かけつけ一杯やりたい「ハイボール」は、こんな酒器に。

粋なカクテルもこんなネタへと・・・。

そして、小さな盃にささやかな妄想を込めてみたり・・・。

BARらしく、シェーカーも、
「一合徳利」として、ご用意してみました。

さらに毎週土曜日は、「魅惑のサタデーイブニング」!
第一夜は、『酸いも甘いもこの世のうつつ』と題しまして、
和歌山・中野BCさんの梅酒を味わっていただきました。

中野BCさんのバラエティーに富んだ梅酒は、
甘い香りでBARを包んでくれました。
「梅」という果実は、日本人の舌にも心にも響くものですね。
貴重な「GEKKO」梅酒は流石の人気でした!

第二夜・『酒と盃が再び出逢う浪漫』では、
滋賀の湖北のお酒「七本鎗」を、
その酒米の土で作った盃で一献!

この夜は、イケメン蔵元・冨田さんがバーテンダーを勤めてくれました。
冨田さんの終始途切れないホスピタリティも
「七本鎗」の魅力のひとつ、と感動しました~。

第三夜は、『私、お酒弱いから・・・H2OでCO2』。
福岡のとどろき酒店さんよりは、
酒蔵さんとコラボして生まれた、
低アルコール微発泡の「CO2」という日本酒を。
呑み慣れない人にも、やさしいお酒の美味しさが届いたでしょうか。

オトナな雰囲気のBARを題材にしながらも、
実は!ふざけたネタばかりの「笑える」展示会。
たくさんのみなさんの笑顔が、
バーテンダーにとって何よりのチップでした。
お立ち寄りいただいた呑兵衛のみなさま、
ご来店、誠にありがとうございました〜。

今宵堂の展示は、秋までしばらくお休みをいただきます。
もうすぐ増える小さな仲間とともに、
また愉快な酔いをお届けできるよう、
楽しくネタを仕込んでまいります~。

それでは、初夏の今宵堂のBAR、うれしく閉店させていただきます!
展示の写真は、今宵堂のfacebookページでもどうぞ。

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