ナポレオンなんてお酒を知らなかった
幼い私は、この焼酎のどこに
あんな偉人らしさがあるんだろう・・・
と不思議に思っていました。
父の晩酌は、いつもこの焼酎でした。
亭主関白の父が、自分で買ってきて、
お湯割を作って、ひとりで呑む。
ひと仕事終えたその姿は、
とてもくつろいで見えました。
「いいちこ」は、私にとって、
そんな風景の中のお酒です。
当時、まだ友達だった夫の部屋に遊びに行った時、
「iichiko」の大きなポスターが部屋に飾ってありました。
このデザイナーは、大学時代の恩師であったこと、
駅員さんに頼んで、ポスターをいつももらっていること、
5年前、彼はうれしそうに話してくれました。
先日、仕事の合間に、大阪で開催されていた
「iichikoのポスターとデザインワーク展」に
夫と二人で行ってきました。
150点の原寸大のポスター。
一枚の写真。ひとことのコピー。
広告の原点が、そこにありました。
デザイン畑で育った夫の、最愛の広告は、
無粋な父のくつろぎの風景につながります。
なんだか、父達に贈る酒器を作りたくなりました。
とても素敵なお話です~。
やはり、何か繋がってるんでしょうね。
>比佐さん
「いいちこ」は、面白いお酒だなーと思います。
ガツンとしたデザイン広告だけど、
呑む人はおっちゃんばかり。
私達も焼酎は、あまり呑まないのですが、
「いいちこ」好きなんです。
繋がりを感じるのかもしれませんね。
忘れろと、空。
いい言葉ね!! いただきっ!!
>吾亦紅さん
いちばん心に残ったポスターを載せてみました。
連くんのうれしそうな顔が、うれしかったです。
懐かしいなあ。
このポスターが山形の街中で観られないのが残念な気もするけど、
考えてみたら、山形は日本酒がまだまだ強いしなあ。
オイラは酒なら大概OKなんだけど。むはは。
>てつやさん
いいポスターですよね。
東北は、やっぱり、日本酒文化ですよね。
私達も「いいちこ」だけは、特別な感じがします。
てつやさんの酒呑み度は、この目でしかと拝見しましたよ。
新酒の季節、楽しい晩酌を。
>てっちゃん
久しぶりにあのクラスの匂いを思い出しました。
デザインするとはどういうことか?
ものを作ることはどういうことか?
若いときに、あの学校で学べたことを嬉しく思うよ。
自分の奥さんとそんなことを話した日でした。
毎回毎回、ポスターもCMも楽しみにしています。
はるか昔に感じていたものを思い出させてくれますね。
>むーさん
ロケ地は、ほとんど海外なのですが、
なぜだか懐かしいんですよね。
コピーが、その時の自分に、どきっとしたりする時が
あったりします。
僕は烏丸線の地下鉄の事務所に頼んでよくもらっていました。
>むーさん
そうですよね、
次が楽しみなんですよね。
お酒のポスターは、懐かしさや淋しさが
少し漂うものが、いいですね。