衣替え

鴨川のほとりに立つと、
冷たい風の中に差しこむ、
やわらかな陽射しを感じました。
春はいつもゆっくりと訪れて、
思いがけない驚きを届けてくれます。

春を告げる、福寿草の花をいただきました。
うれしくなって、展示室の器もいろいろと並べ替えます。
そして、今年はホームページも少し新しくしてみました。
ものづくりを通して、たくさんの方々と
楽しい会話をしていきたいな、と思います。

090207

豆まき盃

いくつになっても、
鬼の面がほしくなります。

鰯を肴に一杯呑んで、
恵方巻にかぶりついて、
食後のおやつに豆をつまむ。
うちの節分は、ただの食いしん坊のお祭りです。

うれしいことに、今年は、
京都のお豆やさん「丸美屋」さんが
お豆をくださいました。
おいしいお豆は酒肴にもいいですねー。
こちらのピーナッツペーストは、
好きな豆を選んで、その場でペーストしてくれます。
赤いミル機に楽しいおかみさん、
鬼も喜ぶ美味しさです!

090203

mekikkiなあなたへ

「バレンタインの贈り物に選んでもらえるような
 酒器が作りたいんだー。」

とは、工房を始める時の夫の言葉。
渋い盃や徳利もいいけれど、ちょっと楽しい酒器で
乙女心をくすぐってみたい!
今宵堂のひとつの野望なのでありました。

このたび、京都三条「文椿ビルヂング」のセレクトショップ
mekikki」(メキッキと読みます)に
今宵堂のバレンタインギフトを並べていただくことになりました。
木箱やカードが付いて、ちょっとおめかしした盃たちです。

ゆったりとした大人のセンス感じる品々、
そして、やさしい笑顔の素敵なオーナーさん。
洗練された「mekikki」の一坪の空間に
今宵堂の酒器がうれしく仲間入りです。

みなさん、大切な人への贈り物を探しに
「mekikki」を覗いてみて下さいね。

090201

気分を変えて

まだまだ寒い日が続きますが、
道端の草花や陽射しの中に
春の足音を感じるようになりました。

私達もちょっと気分を変えてみたくなりました。
「tapasでこんばんは」は
「今宵堂日記 小酔草」に衣替えです。

みなさま、これからもよろしくお願いします。

090131

蒼い空

「青空を見上げるとホッとできるように 
 飲んだ人が優しい気持ちになれるような
 そんなお酒を造りたい。」

京都伏見の酒「蒼空」は、
この蔵元の言葉に表わされるような、
とてもおいしいお酒です。

先日、この「蒼空」を造っている「藤岡酒造」さんが営む
酒蔵bar「えん」にお邪魔しまた。
いつも笑顔の素敵な奥さまにお相手をしていただきながら、
「蒼空」純米代吟醸酒と粋な肴をいただきます。
心地よい空気が流れるお店の中、
カウンターの大きな窓からは、
酒造り真最中の、杜氏でもある蔵元と蔵人達の
いきいきと働く姿が伺えました。

澄みきったお酒の旨味と
「蒼空」を造る人々の佇まい。
ほろ酔い気分で酒蔵の街を歩きながら、
春の新酒の頃にもまた行こう、
そう約束して、家路に着いた冬の日でした。

090119

酒の友

雪が降る日もちらほらと。
京都の底冷えはさすがに寒いですが、
先日、雪国・新潟からお客様がお越し下さりました。

私達が仲良くしていただいている新潟の酒屋さん、
かねせ酒店」さんのご紹介で、
新潟・糸魚川の地鶏と地酒の店「阿吽」さんと、
かねせさんの大阪のお客様が、
寒い日にも関わらず、うちにお立寄り下さりました。
とっても気さくなみなさまと、のんびりとお酒の話などなど。
ふっと訪れた、うれしい出会いに心もポカポカ。

私達は「酒器」を通して、
お酒のご縁をたくさんいただいています。
今年も酔い出会いが楽しみです。

090116

幼なじみの結婚

「結婚します。」
という彼からの報告の電話を切った後、
夫は、恥ずかしそうに少し涙ぐんで、
またロクロに向っていきました。

電話の主は、夫の保育園からの幼なじみ。
ずっと大親友の二人、中学時代は、
バドミントン部のダブルスのパートナーでした。
農家に育った彼は、大学卒業後も優秀な農業指導員として、
故郷に腰を据えて、仕事と研究を頑張っていらっしゃいます。
季節折々に届けてくれる、福岡の豊かな果実。
その度に、夫は、彼の誠実な人柄と農業への愛を
誇らしげに話してくれます。

昨年の秋、彼は婚約者を連れて、京都を訪ねてくれました。
首の辺りを赤くして、紹介してくれた女性は、
とても朗らかで、やさしい笑顔の素敵な人でした。

1月10日、私達は引き出物の器と共に、お二人の挙式に参列しました。
たくさんの祝福を受けて、きらきらと輝く新郎新婦。
結婚という、幸せな重みを背負った新郎の表情は、
凛々しく頼もしいものでした。
大切な友人が、ひとつの節目を迎えたこと、
その喜びの中に、私達の器があることを、
心からうれしく思います。

広幸さん、香織さん、ご結婚おめでとうございます!
これからは、二つの家族として、ずっと仲良くしてくださいね。

090114

2009年 元旦

祝肴に祝酒。
そっと盃を交わして、うれしい朝を迎えました。

新年、あけましておめでとうございます。

今年ものんびりと鴨川を歩いて、
上賀茂神社に初詣に行きました。
穏やかな川の流れのように、
私達もよどむことなく、ゆっくりと、
いい仕事をしていきたいと思います。

みなさま、今年も酔いお付合いをよろしくお願いいたします。

090101

「極楽ツアー 500円」

昨年の夏、京都・建仁寺においてさまざまなアーティストが
ひとつのテーマをもとに作品を展開した
「マリーアントワネットの冷や汗」
この年末も、San Francisco Art Institute 卒生によって結成された
commitment birds主催による1日限定の企画イベントが開催されます。

「極楽ツアー500円」

今回は「極楽ツアー」がテーマです。
写真・陶芸・インスタレーション・パフォーマンス・ライブなど・・・
特に、スケジュールみっしりのパフォーマンスが見物ですね。

師走のお忙しい中とは思いますが、みなさまどうぞ、
京都・黒谷の金戒光明寺『永運院』に遊びにいらしてください。

date:12月27日(土)12:00 – 16:30
place:永運院(黒谷・金戒光明寺内)
京都市左京区黒谷町121
アクセスはこちらをご参照ください。
admission:500 yen

今回も、前回同様、裏今宵堂でございます。
器の販売等はしておりませんのであしからず。
今回の私達の作品のタイトルは、

「幕末を駆けたやきもの 〜『極楽焼』と新撰組〜」

乞うご期待ください!

081220

ニセコに吹く松風

儚いような甘味、小さな和菓子に小さな四季を感じます。

先日、北海道のニセコの和菓子工房「松風」さんが、
ご主人とご一緒に、お越しくださいました。
彼女は、関西で和菓子の勉強をされた後、
老舗とはまた違う若い感性で、
新しいスタイルの和菓子を作られています。

お土産に「寒氷(かんごおり)」という名の
お干菓子をいただきました。
驚くほど美味しいこのお菓子は、
砂糖を寒天で固めたシンプルなものとのこと。
ニセコのきれいな水、仄かなハッカの香り、
そして、作り手「松風」さんの思いがつまった、
ニセコのうつくしい自然を感じるお菓子でした。

彼女は、スキーフォトグラファーをされているご主人とともに、
ニセコの自然の中で暮らしながら、日々の暮らしの中の
「和菓子の時間」をとても大切にされています。
それはきっと、私達が伝えたい「晩酌の時間」と
同じことのように思いました。

「珈琲とでも合いますよ。」
おすすめに忠実に、今宵はスタバの友人からのプレゼント、
クリスマスブレンドのお伴に、小さな幸せをいただきます。

081215