トルコの天才シェフ

みなさん、トルコ料理を食べたことがありますか?

そう、週末の宴は天才シェフによるfiesta deトルコだったのです。
このシェフ、トルコからやってきた現受験生。
見た目はかなりゴットファーザーなのですが、
弱冠24歳のトルコと日本のハーフです。
得意のカメラを携えて、駿足サイクロンで京都を駆け巡る
ナイトホテルマンでもあります。
ひとなつっこい笑顔と、トルコから遠く離れた日本で
常に充実した日々を送ろうとするそのバイタリティ。
本当に見習いたいと思いますね。

さて、お品書きはというと、
CACIK(ジャジュク)キュウリとヨーグルトの冷たいスープ。
IZMIR KOFTE(イズミール・キョフテ)トルコ風ハンバーグ。
IMAMBAYILDI(イマムバユルドゥ)なすの料理。(写真)
[MAM(イマム:お坊さん)がBAYILMAK(バユルマック:気絶した)
ほどおいしい!]

などなど・・・この他にもたくさんの料理を手間をかけて作ってくれました。
あの若さにして、あれだけの料理をもてなすことができること、
そのパッションにいつも感動します。
ありがとう、本当においしかったよ。

彼の料理を食べると、トルコに対する興味がふつふつと沸いてきます。
今までに食べたことの無い味、でもどこか懐かしい味。
夫いわく
「めっちゃ、ご飯がすすむ。」
ああ、おかずに対する最高の賛辞ではないですか。
私が思うに
「ワインがないと食べれない。」
なんと、tapasに対する最適のキャッチコピーではないですか。
恐るべきトルコ料理。東西文化の融合の成せる技でしょうか。
ブルーモスク、カッパドキア、アヴァロス、エーゲ海・・・。
きっとここに秘密があるはずです。

それでは、謎を解きにトルコに行ってきます!

060610

彼女の休日

今日もまた、かわいいお客さまとの出会いがありました。

お人形のような彼女はフロントクラーク。
平日がお休みということで、お越し下さいました。
にこやかな笑顔としっかりとした口調から
彼女が素敵なホテルの顔として、活躍していることがうかがえました。
なんと、私の大学の後輩にあたるようで、昔話にも花が咲く咲く。
勉強してきた語学を活かし、国際色豊かな京都のホテルの中で
人との出会いから学ぶものを糧にしている彼女の姿を見て、
街ゆく就職活動中の学生さん達にエールを送りたくなりました。
彼らの近い未来が、彼女のようでありますように、と。

私達はやきものという仕事柄、よくスローライフを送り、
そしてそれを提唱しているように思われがちなのですが、
決してそうではありません。
私達も定休は無く、忙しい時は休めません。
そんな毎日の中で、宵の一刻、お気に入りの器で晩酌の時間を持つことを
何よりも楽しみにしています。
慌ただしい日々の中で、ふと立ち止まるひと時があってもいい。
そこに、おいしいtapasと手作りの器があればもっと楽しい。
そんな願いを込めて、ろくろをまわしているのです。

さて、今日のtapasはおやつです。
バターケーキにアイスクリームとあまおうの苺ジャムをそえて。
ジャムはGreat Motherが送って下さった素朴な絶品です。
うちの白瓷李朝倣皿にのせてみました。(photo by Masaya Sato)

そう、彼女は明日もお休みだそうです。
貴重な休日をありがとうございました。
明日も晴れるといいですね。

060607

映画館に行こうよ

お昼ごはんから、一献。
幸せのひとときです。

今日のお客様は、美人プロダクトマーケッター。
彼女のお仕事、映画のお話を聞きながら、
すごく盛り上がった昼下がりでした。
ビジネスとしての映画の背景を、少し垣間見れた貴重な時間。
やさしい語り口の中に、強い主張を交える彼女は
正に外大女子学生、憧れの職業、映画人でした。
楽しいお話、本当にありがとうございました。
そして、思ったのです。
「映画館に行きたいな。」と。

さて、今日の献立は、
オレンジのさっぱりサラダ
オニオンコンソメスープ
牛肉とうどの醤油炒め
じゃがいものトマト煮
でした。
すべて、Great Mother(夫のお母さん)が
福岡より送って下さった野菜便を使わせていただきました。
新鮮な地の野菜は、tapasに欠かせません。
GM、いつもありがとうございます。

さて、おすすめはオレンジのさっぱりサラダ。
(写真はうちの白釉ゆがみ皿にのせてます。)
オレンジ、グリーンサラダ、オリーブオイル、黒胡椒をまぜるだけ。
おおつきちひろさんの「スペイン 熱い食卓」のレシピを
少し変えています。
ポイントはいいオリーブオイルを使うこと、ですね。

060604

熱いアイスワイン

今日、カナディアンアイスワインをいただきました。

プレゼントして下さったのは、
若きオーナーヘアスタイリストさん。
夫婦揃ってお世話になってます。
ワインは大好きで銘柄にこだわりなく呑むのですが、
アイスワインは初めてです。

髪を切ることだけでなく、
お客さんにスタイルを作る喜びを伝えることに
熱ーい情熱をもっている人。
見た目は爽やかだけれど、
口に含むとその甘味と芳醇さに驚く、といわれるこのワインは、
正に彼のイメージです。
素敵なワインをありがとうございます。

ところで、陶器のワインカップって好きですか?
やきもの屋がいうのもなんですが、
私はワインはガラスのグラスが一番おいしいと思います。
ワインの持つそこはかとない色気は、
薄ーい口当たりで引き立つような気がするのです。
でも!このカナディアンアイスワインはうーんと冷やした
陶器のワインカップで呑んでみたい!
カナダの自然でも思い浮かべながら・・・

写真はうちの刷毛目ワインカップです。
いかがでしょう?

さて、お味の方はというと、
来週のトルコ料理パーティーまでおあずけです。

060531

お酒でも呑みながら

今日は今宵堂、初の陶芸体験会を開きました。
まず、皆さんすごい力作ばかりで感動です!
こういった一日体験の作品は、
普通は使えそうにないものばかりなのですが、
今日のものは器として本当に使ってみたい、と思います。
うーん、いい仕事をしている人は、いいものを作りますね。
私も勉強になりました。ありがとうございました。

今宵堂の陶芸体験は、「陶芸教室」ではなく、
「お酒でも呑みながら、陶芸をしてみよう」
というテーマでやっていきたいと思ってます。
実際に呑んでますしね!
そして、普通の陶芸教室と違う点は、

あんまり助けない
(自分ですべての工程を体験してもらうため)

ことですね。普通は教室の人がやってくれる事も
自分でしてもらいます。
(写真は「土もみ」という成形前の工程です。)
その方が、出来た時の感動が大きいからです。

さて、皆さんの努力が実るよういい焼成ができますように!

060528

Antonio Gaudi

陶芸を始めてからも、ずっと一番好きなアーティスト。
アントニオ・ガウディ。
19世紀が生んだ最も思想的な建築家。

現在、スペイン人気もあいまって、
多くの日本人がガウディの名前を知り、
その建築をブラウン管を通して目にしている。
カタルーニャが生んだ天才建築家にして、
サグラダファミリアに生涯をささげた聖人。
このカテゴリーは決して間違いではない。

しかし、ガウディを天才、聖人と言い切ってしまうことは
ガウディをはるか遠くへ追いやり、
ガウディの思想を宗教にのみ位置付けることは、
彼の長い年月にわたる信念と努力を無視することになりかねない。
天才でも聖人でもないガウディというひとりの人間の本質こそが、
ガウディ建築を紐解く鍵ある。

・・・なんてことを大学時代はひたすら考えていたのです。
でも自分がものづくりを始めて、
研究していた時とはまた違う感じ方ができるようになりました。
そしてそれは、ガウディだけにあらず。

3年間、tapaしていたスペインのおもしろさ、
そして私のお仕事、食と器のおいしい関係作りを
少しづつ紹介していきたいと思います。

Vamos a conocer el mundo que no he venido.