自産自消(前編)「酒器つくる」
4月11日、
「百景酔暦」×「京都カラスマ大学」企画の
陶芸体験授業は、春爛漫の花見日和となりました。
午前と午後、合わせて20名の生徒さんが、
「京都カラスマ大学」の旗を目印に
小さな今宵堂に大集合です。
「百景酔暦」さんがご用意して下さった
美酒「月の桂」で乾杯して、授業が始まりました。
お酒と肴を嗜んでいただきながら、
酒器とやきものについて、考えていただき、
初めて会った人同士、お酌を交わしながらの昼酒授業。
みなさん、ついつい呑みすぎて、
予定の時間を大幅にオーバーしちゃいました。
ちょっと慌てながら、いざ作陶!
今回作っていただいたのは、
手びねりとロクロの「酒器」と、タタラの「お皿」。
酔いがまわりながらの作陶にあっても、
みなさんの集中力にびっくり。
ちょっと大きい?盃や、創意工夫に溢れるお皿たちが
どんどん出来上がっていきます。
正直、ここまでおもしろい器が出来るとは・・・!
特にお皿は、みなさん、自分の個性を存分に発揮されていました。
ハート、魚、お花に、うさぎがぴょんぴょん。
私たちも焼き上がりが楽しみです。
みなさんの気持ちのこもった酒器とお皿、
きちんと仕上げて「きた村」さんに託したいと思います。
春に咲いた大切な器が
初夏の鴨川の紫暮の酒宴にどんな風に現れるのか、
みなさん、どうぞお楽しみに!
・百景酔暦のblogでも、ご紹介いただいてます。
その1・その2・その3





- 2009/04/14 コメント: 4
春の夜に、一服
まだ肌寒い春の夜、
今宵堂の二階の四畳半で、
小さなお茶会がひらかれました。
夜ごはんの後、
「一服点てますので、みんなで楽しみましょう。」
お客様からのうれしいご提案でした。
紅茶ポットを鉄瓶に、
杯洗を建水に見立てて、
お茶碗は・・・やきもの屋なのでなんとか!
お土産の春爛漫なお干菓子と金平糖に
心が浮き立ちます。
夜の隙間のようなひとときに、
ゆっくりとお茶をいただく。
お道具も作法もお気軽に。
でも、きちんと並んで、姿勢をすっと正してみると
一服のお茶が、こんなにも美味しい。
幸せな夜でした。


- 2009/04/04 コメント: 2
「百景酔暦」×「京都カラスマ大学」
この春、ちょっと変わった陶芸体験教室を
させていただくことになりました!
今宵堂で作っていただくのは、
晩酌のための盃と、酒肴を盛るお皿。
酒器ってなんだろう?というところから、
盃で酒の味が変わること・・・などを
ちょっと一杯やりながら感じていただいてから、
いざ、作陶です。
焼き上がった器は、1ヶ月後、なんと!
新緑の鴨川納涼床にて、初披露となります。
舞台は、木屋町仏光寺『もち料理「きた村」』さん。
夕日に映える東山を眺めながら、自作の酒器を傾けると、
プロの技が光るお料理が、自作の器に盛られてお目見え・・・
なんともうれしい演出です。
作ることと、使うことを、豊かに味わえるこの体験を
企画して下さったのは、
「百景酔暦」と「京都カラスマ大学」。
「自産自消ー自ら作り 自ら使う ただし少しの趣とともにー」
このテーマのように、みなさんが、
「使う、盛る」ということをちょっと意識しながら、
楽しく器を作っていただければいいな、と思います。
こちらの陶芸体験教室は、
京都カラスマ大学の特別講座として開催されます。
※ 3月末日をもちまして、応募の方、満員御礼となりました。
たくさんのご応募ありがとうございます!

- 2009/03/28 コメント: 0
みんなでほっこり!春の宴
桜もほころび始める、3月21日。
埼玉・蕨「旨い酒Dining チョウゲン坊」を訪れました。
ドキドキしながらお店に入っていくと、
オトコマエ店長さんが笑顔でお出迎えしてくれます。
このたび、私達が参加させていただいたのは、
日本酒を楽しむことをナビゲートしてくれる
「四季酒の会(よきさけのかい)」が主催するお酒の会。
「一人でもほっこり 春の酒器」と名付けられたこの企画は、
昨年に続いて2回目(1回目はこちら)となる、
日本酒と酒器のコラボレーション。
今回は、ご参加のみなさまに「ひとり晩酌」にちょうどいい、
今宵堂製「小さな片口と盃」でお酒を味わっていただき、
酒器もお持ち帰りいただく、という趣向です。
私達の縁の土地のものを集めて下さった
11種の選りすぐりの日本酒と
チョウゲン坊さんの美味しいお料理とおもてなし。
会話が弾む、和気あいあいとした雰囲気に心が和みます。
ふっと周りを見渡すと、
宴のみなさんが今宵堂の酒器を片手に・・・。
酒器屋冥利に尽きる、うれしい一夜でありました。
みなさんのご感想をしっかりと胸に刻んで、
名残惜しく、蕨を後にしました。
「ひとり晩酌も楽しめる酒器」というのが今回のテーマ。
願わくば、独酌の夜もこの会の風景を思い出しながら、
ほっこりとお酒をを楽しんでもらえるといいな、と思います。
改めてしみじみと実感したことは、
酒器の向うに使い手の顔を見れる幸せ。
みなさんの姿を感じることができるからこそ、
私達はものづくりに打ち込めるのだなぁ、と感じています。
桜咲く酔い季節はもうすぐ。
みなさんでほっこり、春の晩酌を楽しみましょう。
また、お会いできる季節を心待ちにしております。



- 2009/03/25 コメント: 8
Home
晴天の週末、ちょっと宇治まで。
お父さんとお母さん、男の子の三人家族。
木の温もりに包まれた新居は、
夫婦のセンスと家族への思いがたくさん詰まった
とても心地のよい空気が流れていました。
秘密基地のようなロフト、陽射しが気持ちいいリビング、
もう、それだけで大はしゃぎの私達です。
おいしいお昼ごはんをご馳走になった後は、お家探検!
勝手に動き回る私達をやさしく見守るご夫婦。
窓辺に置かれた小さな人形や元気色のカーテンに
お二人の穏やかな人柄が、垣間見れたように思いました。
まさしく、家は人なり、ですね。
そして、このお家がちょっと変わっている所は、
お母さんのための陶芸の作業場と窯があること。
きちんと設計されたこのスペースは、
家事に子育てにと頑張る妻へ
夫からのエールなのだと思います。
妻であり、母であり、そして作り手であること、
そのことをずっと大切に思い合える二人は、
本当に素敵だなぁ、と感じました。
棚にころころと並ぶかわいいカップ、
きっと少しずつ、増えていきますね。
ちびっこギャングを囲んで、楽しい昼下がり。
童心に戻って、思いっきり遊ばせてもらいました。
それぞれの個性を大切にして、
ひとつの家の中で、家族が暮らすこと。
喜びも悲しみも、きっと宝物になっていきますよね。


- 2009/03/11 コメント: 2
春燗の夜
先日、英会話の先生、サブローさんと
大阪・高槻の酒屋「白菊屋」さんが
うちにお越し下さいました。
お若くも波乱万丈な人生談話を爽快に話してくれたお二方。
お聞きしながら、思わず笑い転げてしまいました。
今宵は、サブローさんの置き土産、花を肴に
「白菊屋」さんにいただいた、燗酒をちびちびと。
花を見ながら晩酌なんて・・・
と悦に入ろうと思いきや、
視界に入るのは、チューリップ!
かわいい色、いきいきとした姿、
とっても前向き、元気な気持ちになってしまいます!
ふと思えば、私達の晩酌の肴は、
楽しいお客さまの思い出話が多いような気がします。
人と出会うのが楽しい春ですね。
<お知らせ>
サブローさん主催のイベントです。
「英語」表現をテーマにしたアート展、
おもしろい試みに、ワクワクします!
みなさん、お散歩の際に立寄ってみてくださいね。
3月19日(木)〜25日(水)
英語とアートのコラボレーション
「ワンダフルライフ」展
場所/京都二条「Cafe Bibliotic Hello!」

- 2009/03/06 コメント: 5
ポールとヨーコに学ぶ
「料理と器だけでなく、器と器の取り合わせ。
ポールはそこにもこだわるの。」
夕食の最中のヨーコさんの言葉に、
思わず唸ってしまいました。
東洋の骨董をこよなく愛する
南アフリカ在住のドイツ人、ポールさん、
彼のパートナー、才色兼備のヨーコさん。
日本男児も顔負けの厳しい感性の彼ではありますが、
この歯ごたえは、堅くも素晴らしいです。
日本の文化の細やかな美しさを
そっと伝えてくれた、お二人。
今回は、器の作り手として、
ちょっと気持ちが引き締まる思いでした。
桃の節句のしとしと雨の中、
ポールさんが、トルコ育ちの関西人のマサヤくんと
やきもの体験に来てくれました。
大きな体で、さくさくと器を作り上げるマサヤくん、
傍らではポールさんが、こだわりの「ヨーコの筆置」を
もくもくと作っておられました。
昼食の最中にポールさんが見せてくれた、
骨董の青磁の盃。
彼の「お勉強ねー。」という言葉が
しばらく耳から離れません。



- 2009/03/03 コメント: 2
くいだおーれ札幌
旅の醍醐味は、やっぱり「食」。
札幌は美味しいもんがたくさんです。
私達も札幌で食い倒れてみました!
到着した日は、ちょうど雪祭り最終日。
きれいな雪像を横目に、屋台に夢中になってしまいます。
じゃがバター、帆立焼、ごっこ汁。
「ごっこ」とはホテイウオという、グロテスクな魚ですが、
アンコウのようなゼラチン質の肉と、ぷちぷちの卵が
何とも言えないおいしさです。
さすが北海道、これが屋台?と思うほど、
どこもかしこも迫力満点でした。
平岸の「高雄」さんでは、
新鮮なお刺し身に、とっても大っきな「ほっけ」。
北海道の海鮮を満喫です。
〆に出してくださったのは、山わさびごはん。
別名ホースラディッシュという「畑で育つわさび」に
醤油をかけたものを、ほかほかご飯にたっぷりのせて、
ぱくっ!・・・大人になってよかった・・・。
澪工房のみなさんに連れていっていただいたのは
念願のスープカレー。
大きなお鉢に、コクがあるのにすっきりとしたスープ。
北海道らしい大きな野菜がゴロリゴロリと。
栄養もたっぷりのスープカレー、
家でも作ってみたくなりました。
白石の「かどめ石」さんでも、
海の幸を堪能させていただきました。
お店の空間も素敵で、一品一品を大切に食べたくなります。
「つぶ貝の煮こごり」を北海道の地酒と合わせて。
旅した土地で、地のものを食べる幸せに酔いました。
最終日には、欲張って、
朝ごはんに、札幌場外市場で海鮮丼をたいらげて、
そのままサッポロビール園に向かいました。
レンガ造りの趣のある建物の中、
ジンギスカンとビールで乾杯。
もくもく煙に包まれて、至福のひとときです。
美味しい旅をナビゲートしてくださったみなさんに感謝しながら、
千歳空港でソフトクリームで食べ納め、機上の人となりました。
ごちそうさまでした!

- 2009/02/24 コメント: 9
札幌の景色
先週、札幌の家具工房「澪工房」にお伺いするため、
北の大地にひとっ飛びしてきました。
「澪工房」は、木や革の素材の温もりを感じさせながらも
洗練されたデザインの家具を作られている工房です。
ずっと続くような長いテーブル、心地の良い椅子、
ふと目が留まるチェストなど、
工房には、思わず座ってみたい!さわってみたい!
と思う家具がたくさん溢れていました。
大きな笑顔が満開のスタッフの方々と
いろいろなお話をさせていただきました。
デザインすること、作ること、お客様の手に渡すこと、
使い手一人一人と向き合う、みなさんの温かなお人柄も
工房の大きな魅力なのだと実感しました。
お忙しい中に、たくさんのおもてなしをいただき、
本当にありがとうございました!
この秋、9月26,27日の二日間、
澪工房の秋の家具フェアに合わせまして、
今宵堂の展示をさせていただくことになりました。
今宵堂が器を通して伝えたい、呑んで食べることの幸せ。
「澪工房」の家具の中に、そこに住まう人々の景色の中に、
私達の気持ちを込めた器をお届けしたいと思います。

- 2009/02/18 コメント: 7
酒肴も趣向も
最高でした!
2月7日、爽やかな晴天の土曜日。
心躍らせながら、大阪「素朴料理 日本酒 あらまつ」に向いました。
この日は、こちらのお店で
「四季酒の会(よきさけのかい)」という
日本酒を楽しむ「お酒の会」が開かれたのでした。
もちろん「あらまつ」さんが舞台となると
お酒に加えて、お料理が楽しみでなりません。
初めましても、お久しぶりも、ちょっと照れながらご挨拶。
そして、驚いたのは、今回の企画です。
なんと、用意された全10種類のお酒すべてが
新聞紙に包まれていました。
通常お酒の会では、最初にお酒の銘柄や説明を聞きながら
感想を言い合って、アンケートを書いたりするものですが、
今回、お酒の情報は全くの秘密で
最後にどんなお酒か種明かしと!いう、
なんとも素敵な趣向でした。
旨いなぁ、うーん、これが好きかも?これはあれや!
酒好きも素人も、やいやい騒ぎながら
みなさん、自分の「好き」を改めて確認していましたね。
大根の柚子煮、お豆の炊いたん、蕗の水煮、
牛肉のデミグラスソース、鰯の生姜煮・・・などなど、
「あらまつ」の美味しい四季の酒肴もたっぷり味わって、
幸せ気分で宴の夜は更けていきました。
さらに光栄なことに、この度は「あらまつ」さんのご好意で
今宵堂の徳利と盃を、この会のお土産にしていただきました。
私達は、うれしい気持ちをお土産に、
ほろ酔い気分で大阪の街を後にしました。
みなさん、ありがとうございました!


- 2009/02/09 コメント: 4



