日本酒と干物と牡蠣「酒徒庵」

またまた東京・四谷にて。
お酒の匂いにふらふらと、目指すは酒場か極楽か。

日本酒と干物と牡蠣「酒徒庵」

お酒への熱いハートが魅力のオトコマエ店長さんとは、
日本酒の会のご縁から仲良くしていただいており、
今宵堂の酒器も並べていただいております!
私たち、そのまっすぐな姿勢にホレボレしており、
昨年9月の開店より、早くも大人気の秘密を
ひしひしと実感できた夜でした。

「酒徒庵」のお料理は、呑ん兵衛だけでなく、
食いしん坊も大満足です。
殻からつるると吸い込む牡蠣の旨さに痺れながら、
とれたて新鮮なお刺し身や、自慢の灰干しをつまむ幸せ。
バジルのポテトサラダや酒粕のカナッペも粋な計らい。

そして、何よりも噂に聞いていた、
とんでもない量の日本酒のラインアップ。
この夜は、友人たち数名ととわいわいと訪れたのですが、
お酒は呑めても、日本酒には詳しくない面々。
私たちは、凄まじいお酒のお品書きを見ても、
何を注文していいかちょっと分からず・・・。
しかし、それが功を奏して、
とても楽しい体験をさせていただきました。

「わが故郷山形のおいしいお酒をください。」
「岩手にお嫁に行くので岩手の酒を。」
「(店員さんに)あなたの一番おすすめのお酒を。」
「私っぽいお酒を!」
「病み上がりなんで・・・でもお酒。」

こんなわがままな思い思いのリクエストに応えてくれる、
「酒徒庵」の利き酒師さんたち。
お酒のセレクトも説明も、とっても面白い!
お酒の銘柄なんて知っていなくても、
これほどの品揃え、そして心を込めて
日本酒をセレクトしてくれるスタッフの方がいるお店であれば、
こんな呑み方・頼み方もまた一興ではないでしょうか?

ふと辺りを見回すと、あちらちらの酒卓に駆け回り、
日本酒を選ぶ、スタッフのみなさんの姿が見えました。
そして、お客さんの大満足な顔。

お酒やお料理へのこだわり、
それはもちろん、大切なことであると思います。
でも、日本酒を楽しみたいけど、
どうしていいかわからない、
そんな迷えるお客さんを喜ばせてくれる「酒徒庵」のみなさん。
彼らの情熱に酔った、四谷の夜でありました。

日本酒と干物と牡蠣「酒徒庵」
東京都新宿区四谷1-23 上野KGビル1F
電話&FAX 03(3351)6119

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