初夏のトマト便り

高校時代の旧友より写メールが送られてきました。

「トマトにオリーブオイルにバジルペースト。
 盛りすぎた!!和も伊も洋も何でも合うね。」

コメント付きで。

おいしい料理をうちの白釉ゆがみ皿にのせてくれているようです。
この器はレギュラーサイズよりふたまわり程大きいのですが、
結構使いやすいようで好評です。
ありがとう。こういう知らせは本当にうれしい。
7人家族の大所帯で、7枚のお皿がどんな風に使われているのか、
かなり興味深々ですね。
それに、彼女のお家は兼業農家、野菜もお米もスイカも作ってる
八百屋さん知らずのうらやましい人なのです。
きっとこのトマトも自家製のはず。
とれたてのトマトは夏野菜の王様ですね。

そういえば、ひと月ほど前、彼女を含む高校時代の美術部の宴がありました。
その場にこのお皿も同席したのですが、
みんな、この器に何を盛りたいか、どう感じるか、等々、
様々な意見を聞かせてくれました。
やきものに日常生活で密に接しない人達が、積極的に感想を言ってくれることは、
かなり珍しいことでした。
さすが、絵筆に青春のひとときをかけた仲間だなー、とうれしく思いました。
そうです、作り手にとって、responseこそが最高の糧になるのです。
ですから、私達はみなさんの感想を心よりお待ちしております。

あ、トマトのおすそ分けも喜んでお受けしますよ!

060613

4件のコメント

  1. 美術系の方は立体的にものを見るので、料理人とはまた違う発想の「盛り付け」が成されそうですね。

  2. >まろさん

    そうですね。自分のセンスをいろんな方面で、臆さず表現することがうまい気がしますね。

  3. トマトの鮮やかな赤と夏を感じるバジルの緑が、白いお皿に映えておいしそう(。→∀←。)いろんな素材の色を引き立てて、盛り付ける人のセンスを受けとめてくれる、そんなやさしいお皿な気がします。

  4. >ノリノリ♪さん

    ありがとうございます。私の尊敬する陶芸家さんが「器は料理を盛って、完成する」とおっしゃっていました。私達の器も使い手が自由に楽しんでもらえるものだといいな、と思います。

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