Salt and Pepper.
こんなジャズの曲があったように思います。
塩と胡椒だけあれば、いいのでは。
溢れるスパイスの渦の中で、ふと思います。
もちろん、スパイスは大好き。
でも、この基本のふたつだけで、きちんとしたおもてなしが
出来るようになりたい、と思います。
野菜の持味をじっくり引き出すこと。
肉や魚もしっかりとした個性を持っている。
パスタソースもおいしい塩だけで。
こんなふうに思ったのは、先日お会いしたお客様に
触発されたのかもしれません。
怒濤のような情報の渦の中でキャリアを培った女性達が
生み出す書物と空間。
今、わたしが一番行きたい酒場。
メディアと実体験が一体となった場所が
遠く離れた西の都にあります。
足すことを知り尽くしたから、引き所がわかる。
心と手を込める仕事の価値がわかる。
私にはまだ遠い世界ですが、近づきたいと思わずにはいられませんでした。
器にあっても、料理にあっても、同じ気持ちで取り組みたい。
そんな願いを込めてtapasをひとつ作りました。
箸休めのリゾット(うちの懐釉丸鉢を使いました)
牛肉
野菜(あるもので。ナスとトマトがあればうれしいです)
塩
胡椒(ミルで挽いていただきたいです)
ごはん
肉と野菜を塩と胡椒で炒めて、水を入れて煮込みます。
時間はあなたの都合次第で。
煮込み終わったらごはんを入れて一煮立ち。
夏の箸休めは、あたたかいものがいいのでは。
塩加減と野菜の組み合わせを楽しんで、じわじわじわと。
にじみ出てくる旨味があなたの味です。
でも、私の味はコンソメを入れたほうが断然おいしかったりするのです。
さて、どうしましょう。
西の都とは何処に。
すごいですね。
夏野菜をシンプルに、そして温かく。
心が癒されます。
solt&pepper♪
極めてみたいです。
僕レベルでは、まだまだですが・・・。
>まろさん
まろさんがワインパーティーをされる場所ですよ。
>shigeさん
きっとshigeさんはお得意のはずです!
例のお酒はsalt and pepperにも合いそうですね。
最近、塩に興味が湧いてきました。
おすすめがありましたら教えて下さい!
西の都のどこだろう?
>まろさん
今度いらっしゃっる時までのお楽しみに!
特に塩加減が難しいですね。
時節柄家庭での自炊が多いのですが、「塩梅」という言葉の難しさと格闘しています。
>むーさん
そうですね。「塩梅」とは言い得て妙ですね。
その時々の取り合わせや体調で変わってきたりもするので、
おもしろいです。
むーさんはおいしい酒肴がお得意そう!
実は全然ダメなんですよ、料理が。
今年は早めに家に帰りながら、少しずつレパートリーを増やしていきたいと思っています。
>むーさん
おいしいものを知ってる方は、すぐに上達しますよ!
まずは、夏においしい和え物なんかはどうですか?
火を使わないで気軽にできるものは、酒肴にぴったりです!
和え物、いいですね。
ちょっと挑戦しようかな。