この夏の静岡・用宗での展示会、
今宵堂の「呑む」器展『茶呑み、酒呑み、東海道』を
楽しく終了させていただきました!
※ 写真をクリックすると、大きい写真が表示されます。
今年は、震災復興のためのお酒の会を開催したこともあり、
たくさんの静岡の呑兵衛のみなさまとの出会いがありました。
また、遠路はるばる愛知や関東からも、
18きっぷや新幹線で、駿河の国までお越しくださった
旅人たちのみなさまに嬉しく驚かされました。
みなさま、本当にありがとうございました!
弥次さん喜多さんが旅した東海道。
長い道中、宿場での憩いのひととき。
旅人の傍らには、いつもお茶やお酒があったように思います。
テレビもパソコンも携帯もない時代、
眺めるのは町の景色と人の顔。
相方とじゃれ合いながら歩む旅の道すがら
小銭で買うお茶やお酒が何よりの娯楽!
小さな器にひたひたと注ぐ喜びは、今も昔も変わりませんね。
私たちも、用宗港の松林にて江戸の頃に思い耽り、
生しらす丼でしっかり〆て、静岡を旅立ちました。
ちょっとだけスローに18きっぷで京の都まで。
小さな港町での展示が、みなさまにとって、
ちょっと安らぐ旅の宿場になれたことを祈りつつ、
旅人のみなさま、どうぞ残りの夏も酔い旅を!
※ 展示の写真はこちらからご覧になれます。