金木犀の夜

旅が恋しい
お酒が恋しい
人恋しい秋なのです。

秋の宵、心地よいひとときを
過ごさせていただきました。

粋な利き酒師ご夫婦と語らいの夕餉。
おいしいお酒をいただいて、
お二人のやさしい空気に
ほろほろと酔ってしまいました。
大切な時間をありがとうございました。
(写真は、またも古白瓷平鉢に海老と椎茸の酢の物。
切り方や焼き方を変えるとボリュームがでます。)

ドイツ帰りのかわいいカップル、古酒好きの研究者、
旅の日本画家、美術品修復のエキスパートたち。
世代も仕事もさまざまな人々が朗らかに交わす会話。
不思議な集いは、不思議なご縁でしたね。

昨夜は、やきものの友人とゆっくりと晩酌を。
ゆったりとした酔いの中で思うのは、
こんなふうに酔える
仲間でありたいということ。

金木犀の薫りとともに
夜に消えていくみなさんの後ろ姿に
いつもそっと願います。

071010

9件のコメント

  1. 今,金木犀の香りに誘われますね!
    樹皮で若草色に糸が染まります。
    愉しい交わり、なによりです。いつか、悲しみの連携も組めますよ。

  2. 色んな人と出会うということは、
    これからその人の人生とつきあっていくこと。
    楽しみも悲しみも、色んな思いや価値観を共有できる
    人が増えるのは嬉しいことです。

    この季節もまたなんだか懐かしいです。

  3. >吾亦紅さま

    コメントをありがとうございます。
    金木犀の糸、素敵ですね。
    fragrantなことも人生のエッセンスなのでしょうか。

    先日、吾亦紅の花を見ました。
    きれいでした。

    >連くん

    出会いがどんな風に変化していくのか、
    おもしろいことですね。
    私達の器もそんなふうに楽しんでもらえるといいな。

    寒くなっていく季節は、ちょっと寂しくていいね。

  4. こんばんわ。
    こちら東京でも、毎朝の金木犀が楽しみです。ハマさんとこっちの金木犀が咲いたあっちの金木犀が香ると秋の話題です。だけどしまいには、あの一軒家の奥になぞの木の実がなった(おいしいかね?)。
    柿がたわわとなってる(収穫しないのかね?)
    ・・・結局食べ物のおいしい季節ということです。最近は、おダシをちゃんととって料理しています。りえちゃんっどうよっ!この目覚ましい進歩!フーフー!おいしいね。特にだしをとった後の昆布とか好きよ。
    来月は山形、ですか。秋がさらに深まった頃です。たぶん雪やな。いろんな発見、教えてね。虜になっても知らないよ〜

  5. しょうちゃん、食べることを楽しんでいる青春の生活だね。
    料理するなんて、もしや・・・。
    楽しんでね。

    そして、お誕生日おめでとう。
    歳をとっていくことの喜びは、30過ぎてくらいから
    わかるかもしれません。

    寒くなってきたからね、風邪多いらしいよ。
    風邪ひかないように、たまには江戸蕎麦も啜ってください。

  6. >しょうちゃん

    金木犀とうまいもんを追いかける乙女がふたり・・・。
    これも青春?怪しい人にはついていかないようにー。

    おお、ついにしょうちゃんも料理に目覚めたのか!
    うえはら家の血だね(長男を除く)。
    お出汁をきちんととるなんて、もしや・・・と私も思うよ。
    おいしいもん食べてお仕事がんばってね。

    10月14日、おたんじょうびおめでとう!
    いくつになったのかなー。四捨五入すると・・・。
    兄はえらそうなことを言っておりますが、
    オンナはこっから5年が美味しい時期。攻めです。

    来月は山形だよ。もう雪なの?
    「おもひでぽろぽろ」見てから行きますね。

    では、またね。

  7. 22歳になりました。てへっ。
    攻めです。

    山形って11月に一回雪がつもるよ。ね?そして溶けて、クリスマスあたりからまたつもります!

  8. しょうちゃん

    こら、その歳でうそつくな。
    料理楽しんでね。

    今週金曜日「おもひでぽろぽろ」テレビでやるね。

  9. >しょうちゃん

    まだ学生?
    11月に雪って・・・北国なんだね。
    関西人には驚きー。

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