「けらもす」で会いましょう

「日本酒Bar けらもす」

いろんな日本酒を楽しめる、
それが日本酒バーのいいところ。

酒のみでなくても、通でなくても、
やさしく迎えてくれるマスターに
好みのお酒を見つけてもらいましょう。

この夏、プチ改装をされて、ガラス扉の向うに
やさしい灯が覗けるようになりました。
今宵堂の盃も、ご一緒させていただいております。

夏の終わりは、ゆっくりと
美味しいお酒で酔いましょう。

080819

夏の送り火

昨年と同じように、ビールと「グリル はせがわ」の
お弁当をもって、賀茂川へ出て行きました。

ゆっくりと夜空に消えていく稜線、
ぼわんと浮かび上る「大」の文字。
夏の終わりは、もうすぐなのだと
しんみりと感じる瞬間です。

しかし、夏の仕事は、まだまだ続きます。
もうひと仕事、もうひと汗。
がんばろうっと!

080816

お食い初め

先日、山形の友人から、うれしい写真が届きました。
彼女のかわいい赤ちゃんの「お食い初め」の風景。

以前、出産のお祝いに贈った器を
この日、初使いしてくれたのです。

紆余曲折を経ての結婚、そして出産。
遠くから見守ることしか出来ない私達でしたが、
彼女が、しっかりと幸せになっていることを
感じることができました。

何度見ても、心がじん、と熱くなる写真です。

その後、贈られてきた家族写真の彼女の
凛とした表情は、とてもきれいなお母さんの笑顔でした。
若いながらも、折り目正しい彼女は、
愛娘のセレモニーをひとつひとつ
きちんと祝ってあげることでしょうね。

大切な瞬間に、添わせてもらってありがとう。
また会える日を、心から楽しみにしています。

080814

この一杯のために・・・

ひと仕事終えた後のビールはうまい!

久々の陶芸体験は、おまけに鉄板焼きパーティー付。
酒と肉が待ち遠しい私達をよそに、
みなさん、とってもいいものを作られていました。

今回のお客様は、ゲーム会社&酒造会社の方々。
初めて会った人同士も、和気あいあいと
クリエイティブかつハイテンションな器作りが続きます。
酒器に大皿に、シーサーまで出現!
力作の数々、きちんと仕上げてお届けしますね。

泥まみれの後は、油まみれの鉄板タイム!
みなさんの顔が、達成感でテカってましたね。
呑んで食べて、笑って踊って。
楽しい夜が更けていきました。

帰り際に、ひとりの女の子が
「また来てもいいですか?」
と、うれしそうに聞いてくれました。

こちらこそ、ありがとう。
いつでも呑みにきてくださいね。

080704

京美人の旅立ち

いよいよ、七月。
祇園祭の幕開けです。

「祇園祭が来ると、夏って感じるんです。」
と、にっこりと微笑んだのは、生粋の京美人。

お気に入りの爽やかな夏の冷菓や
裏通りにある小さな天ぷら屋さんのことを
彼女は嬉々として話してくれました。
生まれ育ったこの街を心から愛している。
こんな京都人たちが、教えてくれるうまいもんには
ハズレがありません。

二年前のとある冬の日、
ケガのため休業中の若い庭師さんが、
今宵堂にふらりと立寄られ、楽しい夜を過ごしました。
二年後の春、突然の引き出物のご注文の電話、そしてご来訪。
連れてこられたのは、十年近いお付合いの婚約者。
件のべっぴんさんであります。

今日のおやつは、彼女のオススメ「老松」の「夏柑糖」。
引き出物の「白釉ゆがみ中皿」にのせて。

先日、挙式を終えられた二人。
そして、祇園祭が終わる頃、
彼女は彼の待つ東京に旅立たれるようです。
たくさんの友達や大好きな故郷と別れるのは、
きっと淋しいことと思います。
しかし、祇園囃子の調子のような楽しい日々が
新しい街にも、きっとあるはずですよね。

ご結婚、おめでとうございます。
また、京都で呑みましょう。

080702

さくらんぼ王国

やがて来る輝く季節を予感させてくれる
爽やかな薫りと甘味。

山形のみなさま、今年も最高の贈り物を
ありがとうございました。

旦那さんの第二の故郷が山形でよかったなー
と、心から感謝感激です。
お客様もひとくち食べて思わずニッコリ。

うれしくておいしい、さくらんぼでした。

080626

杜氏さんとの昼酒

みなさん、「杜氏」という仕事を知っていますか?

「とじ」もしくは「とうじ」と読みます。
杜氏さんは、お酒を作る職人さん達を束ねる長の役割をしています。
名杜氏の醸した酒!なんてコピーが時々見られますが、
杜氏さんの塩梅で、その年のお酒の味が決まるそうです。

日本酒好きの方は、ここの蔵には、この杜氏さんがいて・・・
なんてことを、ちゃんと知っていたりします。
なぜなら、酒造りが終わり春になると、
杜氏さん自ら各地のお酒を呑む会に参加されること。
見学できる酒蔵があること・・・などなど。
私達が実際に杜氏さんにお会いできる機会は、意外と多くあります。

先日、今宵堂にもひとりの杜氏さんがお越しくださいました。
手には、「超超久」(平成15年度仕込み)と「紅南高」。
中野BCの中野さん。
豊かな感性をもたれた、若き杜氏さんです。

美味しいお酒と杜氏さんの魅力を
一緒に味わえた、うれしい昼酒のひとときでした。
中野さん、ありがとうございました。
こうして、どんどんお酒が好きになっていきますね。

杜氏さんとの出会いも、お酒の楽しみのひとつです。

080613

才色兼備の花嫁

5月17日、新緑が映える晴天のもと、
ひと組のカップルが、結婚式を挙げられました。

京都で働く彼と、東京の大学で研究をしてきた彼女。
大学時代からの学友でもある新郎新婦は、
長い間の遠距離恋愛を見事に実らせて、
この日を迎えられました。

ご結婚の引出物として、ご注文いただいたのは、
白瓷色彩平鉢(はくじしきさいひらばち)。
爽やかな二人らしい器のように思います。
大切な品を任せていただき、本当にありがとうございました。

お二人を見ていて、いつも素晴らしいなぁと思うのは、
彼のふとした言葉の中に滲む、彼女への尊敬の気持ち。
かわいい姿からは想像ができないほど、
厳しい研究を全うしてきた彼女は、
彼にとっても、眩しいひとなのでしょうね。
どんな些細なことでも、お互いを尊ぶという気持ちは、
きっと、やさしさに通じるような気がします。

ご結婚、心よりおめでとうございます!
いつまでも、お幸せに。

080520

四季酒の会

先週末、「四季酒の会」主催による
「春を彩る酒器と新酒の会」にお招きいただきました。

「四季酒の会(よきさけのかい)」とは・・・

『本物の日本酒を文化として発信する』
この想いを根底に置いて、
日本酒を考え楽しむ会を発足いたしました。
我々のDNAに永年にわたり組み込まれた
四季を愛でる心を喚起させ、日本の誇るべき四季を、
お酒を通して感じていただきながら、
本当の意味での「よき酒」をも感じて下されば幸せです。
(四季酒の会・主催者の方の言葉より)

場所は千駄木、鰻の名店「稲毛屋」さん。
14本の新酒を41名で味わいました。
顔がほころぶ、美味しいお料理がお酒に合います。
傍らには、今宵堂の春の盃。

ひとつひとつのお酒を丁寧に説明してくださる主催者の方。
みなさんの朗らかな笑い声の中、
心地酔い時間が過ぎていきました。

「晩酌という文化がもっと広がるといいね。」
夫が「今宵堂」いう屋号に「酒器」と付けた理由です。
それは、うつわを作る、という商いとは別に
私達が、夢を見続けていることでもあります。

「四季酒の会」のみなさん、
うれしいひとときをありがとうございました。

080501

下町のナポレオン

ナポレオンなんてお酒を知らなかった
幼い私は、この焼酎のどこに
あんな偉人らしさがあるんだろう・・・
と不思議に思っていました。

父の晩酌は、いつもこの焼酎でした。
亭主関白の父が、自分で買ってきて、
お湯割を作って、ひとりで呑む。
ひと仕事終えたその姿は、
とてもくつろいで見えました。

いいちこ」は、私にとって、
そんな風景の中のお酒です。

当時、まだ友達だった夫の部屋に遊びに行った時、
「iichiko」の大きなポスターが部屋に飾ってありました。
このデザイナーは、大学時代の恩師であったこと、
駅員さんに頼んで、ポスターをいつももらっていること、
5年前、彼はうれしそうに話してくれました。

先日、仕事の合間に、大阪で開催されていた
「iichikoのポスターとデザインワーク展」に
夫と二人で行ってきました。

150点の原寸大のポスター。
一枚の写真。ひとことのコピー。
広告の原点が、そこにありました。

デザイン畑で育った夫の、最愛の広告は、
無粋な父のくつろぎの風景につながります。

なんだか、父達に贈る酒器を作りたくなりました。

080421