肴(あて)のある街へ

今年も、静岡・用宗の展示会場へ行ってきました!
天気予報は、アテが外れて日本晴れ。
やはり、港町には青空が似合いますね。

短い間の在廊でしたが、
静岡や遠い他府県からも、
たくさんのお客さまがお越しくださり、
本当にうれしいかぎりでした。
みなさま、ありがとうございました!

地元の方に聞く、その土地の酒肴話も味わい深く、
やはり静岡は、楽しく深い「食」の街ですね。

ギャラリーからの帰り道、
群馬から展示会にお越し下さった
旅する一家ヤムヤム!さんたちが
用宗の魚屋さんにて、早速酒肴を買っているのを発見!
旅のご様子をヤムヤム!さんのTwitterでもご覧になれます。
どうぞ酔い旅を!

展示会の詳細はこちらです。






「晩酌のための器」とは?

一日の終わりにほっと一杯。
とっておきの肴をちびちびとつまむ愉しさ。
今回の、晩酌の器展「肴(あて)のある街」では、
そんな嬉しい晩酌のひとときのための器を並べております。

はたして「晩酌のための器」とは?

それは、おかずではなく酒肴を盛るための器!
おかずを盛るには、ちょっと小さい。
だけど、小さな酒肴をちょこんと盛ると色っぽく愛おしい。

ほろよい気分のおねえさんから
ワハハと酔い笑うおじさんまで、
みんながにこやかになれるような晩酌という文化。
そんなステキな行為をたのしくかわいく彩る、
シンプルな器、ふざけた器・・・。

今回は、下の写真のような
「盛る」という行為に新しい解釈を目指した器も
作ってみました!

お好みの酒肴が鎮座したのを想像しながら
楽しんでいただけると幸いです!

展示会の詳細はこちらです。
※ 写真をクリックすると、器の解説が読めます!


港町「用宗」

昨日よりスタートしました、
今宵堂・晩酌の器展「肴(あて)のある街」。

今回、展示をさせていただいている、
静岡のギャラリー文夢(あやめ)さんは、
静岡駅から西に2つめ、「用宗(もちむね)」という場所にあります。

駅に降り立ち、改札から眺めるのは、
海に続くまっすぐな道。
そして、陽炎に満ちたアスファルトを行けば、
穏やかな猫たちの集会。
なんだかジブリの映画のような、
とても懐かしい思いを抱く街です。
昨年は、その用宗の風景に魅了され、
「白」をテーマにした展示をさせていただきました。

そんな港町・用宗の名産は「しらす」。
新鮮なうちでなければならない「生しらす」も美味しいのですが、
漁協直営のテントで食べた釜揚しらす丼は、
ほんのり潮気のある優しい味でした。
この優しさが、故郷に帰ってきたような
安堵を感じさせてくれるのです。

港町をのんびりそぞろ歩き、
潮風に吹かれるのもまた一興です!

展示会の詳細はこちらです。
※ 写真をクリックすると、肴帖(さかなちょう)が読めます!

忘れられない旅の味

7月、夏が始まりました。

そして、静岡での展示「肴(あて)のある街」も、
本日より、うれしく開催しております!

今回の展示のテーマは「静岡の酒肴」。
これは、昨年の展示会の際、
静岡の居酒屋での酒宴がきっかけとなりました。
新鮮な海の幸に、驚きのB級グルメ。
そして、地元の方にとっては「普通」である独特の味。

なかでも清水のもつカレーや、
黒いはんぺん(静岡では普通らしいのです!)には
首をかしげながらもその味に感動でした。

土地の旨いもんに飛びつく酒器屋の性(さが)と、
ナビゲートしてくださった方たちのおかげで、
忘れられない静岡という土地の味が、
今回の展示につながっていきました。

静岡ならではの旨いもんをパネルにした
「肴帖(さかなちょう)」も合わせながら、
酒器と肴器を並べております。
みなさまに美味しい旅の味がとどきますように!

展示会の詳細はこちらです。
※ 写真をクリックすると、肴帖(さかなちょう)が読めます!


今宵堂 晩酌の器展「肴(あて)のある街」

梅雨も暑さもなんのその、
ワールドカップに湧く今日この頃ですね。

昨年に続きこの夏も、日本サッカーの聖地、
静岡にて展示の機会をいただきました。

サッカーに負けず劣らず、静岡が誇るものは・・・
多種多様な「酒肴」たち!
おでんにしらすに桜エビ。焼そば、鰻にとろろ汁。
旬の美味からB級グルメまで、
「静岡」は宝箱のような酒肴天国です。
今宵堂、今夏の展示は、
そんな静岡という土地の肴に想いを馳せた
晩酌の器が並びます。

小鉢・小皿・蕎麦猪口など、
おかずを盛るには、ちょっと小さく、
でも、肴をちょこんとのせると心地よく色っぽい、
愛しい小振りの器たち。
「酒器」の傍らに、そっと添えられた肴器は、
晩酌のひとときを、とても豊かにしてくれます。

はじめて旅するその土地に、
あてはなくとも肴(あて)はある。
旨い地酒でくいっとやれば、
その肴(あて)外れることはなし!

私たちは、7月4日(日)の午後より在廊させていただきます。
近隣のみなさま、ぜひ港町のギャラリーへ遊びにいらしてくださいませ!

今宵堂 晩酌の器展『肴のある街』

2010年 7月1日(木)〜 11日(日)

10:00 〜 18:00(最終日は16:00終了)
※ 会期中、休みなし

会場 / ギャラリー文夢(あやめ)
静岡市駿河区用宗5丁目5-17

電話 / 054-268-1057

シェフのおもてなし

私たちの友人に、徳島生まれのトルコ育ち、
マサヤくんという、ハーフの男の子がいます。

彼は、神戸の大学に通う、れっきとした大学生なのですが、
私たちが知りあった4年前から、
京都・平安神宮近くの自宅に友人たちを招き、
めくるめく素敵な地中海料理を振る舞ってくれる、
素敵なシェフでもあります。

そんなマサヤくんの噂を聞きつけて、
料理雑誌「四季の味」さんが、彼の料理を取材してくださいました。
先日発売された「四季の味 ー夏号ー 」に
美しい料理写真が並び、掲載されております。

今宵堂も、昨秋の「晩酌のすゝめ展」での
レセプション料理をお願いしました。

いつも感動するのは、大事な時間やお金を惜しまず、
大切な人たちをもてなす彼の心意気です。
マサヤくんの食卓は、老若男女、多国籍、
たくさんの人たちの、おいしい笑顔に溢れています。

おもてなしの心は、万国共通なのですね。



「酒庵 酔香」

5月21日、東京の下町・押上に日本酒バーがオープンします。
お店の名前は「酒庵 酔香」。

古くからの歴史を刻む、墨田区・十間橋通り商店街の中にあった
築50年のお酒屋さんを改装したそのお店は
昭和の生活の記憶・商売の記憶が残る趣きのある空間。

そして、実はこの「酔香」という屋号は、
もともと京都・松尾大社のそばにあった、今はなき居酒屋さんの名前。
学生時代を京都で過ごされたご主人が、
その青春の街にあった名居酒屋の屋号を
ご自分たちのお店に掲げられた、ということなのです。

古酒屋の佇まい、青春の屋号・・・。
日本の情報社会の真ん中でお仕事をされてきた
店主ご夫妻が掲げたコンセプトは、
刻々と流れる時の中で、
いつまでも変わらない記憶を、持ち続け愛おしむ
ということのように感じます。

「お酒を呑む」ということは、
古来からずっと変わらぬ大人の愉しみ。
その愉しみを愛する店主ご夫妻と、
私たち今宵堂が一緒に考えて制作させていただいた酒杯は、
優しくやわらかな呑口になりました。

ふとした一日の帰り道、下町の風情に耽りながら、
美味しい日本酒と酒肴を味わい、
趣のある時間と酔いに、身を任せてくださいませ。

日本酒バー「酒庵 酔香

東京都墨田区押上1-51-6

電話 / 03-6657-0140


天晴れ、山頂祝酒

先日の夫の誕生日は、
あっぱれなほどの五月晴!

この日は偶然にも、オンラインマガジン「京都SWITCH」さんの
お誘いで、比叡山登山が企画されていました。

言わずと知れた、霊山・比叡山ですが、
私たちの目標は、「山頂でお酒を呑もうよ!」
そして、「帰りは、ケーブルカーで!」というもの。
ついお酒をご褒美にしてしまうのは、オトナの性なのでしょうか。

メンバーは、「京都SWITCH」さんに加え、
お友達の塾講師の先生、
ギャラリー「いい樹なもんだ」さん、
カフェ「ことばのはおと」さん、
日本酒バー あさくら」さん。
不思議なメンバーながらも、和気あいあいと歩を進めます。
山中の景色は、心が吸い込まれるような美しさ、
また、日々暮らす街の眺望に魅入ってしまいました。

三時間ほどで、気持ちよく山頂に到着!
待ちに待ったビールで乾杯後、日本酒にも突入。
達成感は、最高の酒肴です。

みなさん、酒瓶を背負っての登山、おつかれさまでした!
よい子は真似をしてはいけませんが、
こんな山登りも、たまには酔いものですね。




ああ、青春の麦酒会

月初めのGW、出町柳の鴨川デルタにて、
「麦酒会」さんのビールを呑む宴に
ちょこっと参加させてもらいました!

こちらの会は、この左京区で青春を過ごした
京大合気道同好会のOB&その他諸々の愉快なみなさんによる、
昼から鴨川でひたすらビールを呑む集まり。
参加時に「3リットルでお願いします」などという
言葉が飛び交う強者揃いの会では、
なんとビールサーバーを酒屋さんで調達する気合道!

無事に学校は卒業して、歳はとったけれども、
戻ってきたくなる青春を過ごした場所。
「呑む」という行為にあけくれた街は、
いくつになっても酔い風が吹く街なのですね。

TIPOGRAFIA

お天気に恵まれたGWでしたね。

私たちは、大阪・豊中のカフェ「TIPOGRAFIA」さんへ
コーヒーブレイクにお伺いしました!
TIPOGRAFIA」さんは、ご夫婦で営まれているコーヒーカフェですが、
奥様が大の日本酒好きということで、うちの工房とのご縁ができました。

豊中は、ゆったりとした閑静な土地で、
「TIPOGRAFIA」さんのお店の中も、
広々とした心地よい空気が流れていました。
大きな黄色の焙煎機に気持ちを高ぶらせながら、
ふくよかなコーヒー豆の香りと、軽やかな音楽を味わいます。
そして、ふっと息をついてしまうコーヒーの美味しさ。
奥様の手作りのケーキに、うれしさが増します。

ゆるやかな喫茶のひとときは、
暮らしの中の、ほっとひと息できる時間。
なんだか、私たちの工房のコンセプトである
晩酌と似ている様にも感じました。
コーヒーの香りとお酒の香り、
見えないけれども、小さく漂う幸せが、そこにあります。