いつも心にウキウキを☆

鴨川の水面を覗くと、おたまじゃくしがスイスイ。 ケロケロと鳴く夏の音を聴きながらの晩酌もそろそろ。 ちなみにこちらの酒器は「蛙猪口猪口(かえるちょこちょこ)」。 帰る気配のない酔客に暇(いとま)を促す…

今宵堂の酒器展『ウキウキ★サカヅキ』

鴨川を吹き抜ける風に揺られ、川面が輝く新緑のとき。 うちの娘もお日さまの下へ駆け出してゆきます。 河原でのちょいと一杯も恋しくなる季節ですね。 気持ちも軽やかに、今宵堂10周年最初の展示を 福岡「とど…

ほろ酔い十年

2006年、春の陽射しと北風が交ざり合う頃、 私たち夫婦は、鴨川近くの小さな町家から 結婚生活を始めました。 古びた教会で式を挙げたのは、3月21日。 この日が「酒器 今宵堂」の出発だと思っています。…

「缶つま晩酌暦帖」

パカっと開けて、そのまま酒卓へ。 おつまみのための缶詰、「缶つま」。 「広島県産かき燻製油漬け」 「有明産赤貝どて煮風山椒入り」 「鹿児島県産赤鶏さつま炭火焼」 などなど魅力的なお酒の供に特化した、 …

札幌酒場百景

昨夏の終わりから、うまいもんに浸り続けた北国の旅も ついに終着駅へ・・・。 『ほろ酔う器展』の巡回に合わせて辿り着いた札幌。 道東の長閑な自然に身を委ねていた私たちにとって、 そこは、目が眩むほど「酒…

北の酒場の酒器とぬくもり

ゆっくりと懐かしむ昨年の北国紀行。 お腹いっぱいの十勝の後は、 旭川・富良野へと北上しました。 旭川は札幌に次ぐ大都市ながらも、 なんと、公園でリスにも出会ってしまうのは、 さすが北海道! ちょいと足…

『本と酒器でめぐる酒の世界』

雪景色もつかの間。 北風が鴨川を駆け抜けてゆきます。 36年の歴史を誇るお酒の情報誌「ほろよい手帖・月刊たる」。 この度、400号のリニューアル記念として、 歴代の表紙や校正原稿見本などを並べる展示が…

十勝うまうま旅新聞

仕事と宴にかまけて、 あれよあれよと2016年を迎えましたが、 日記は徒然なるままに。 作年の北海道旅を思い出す新年です。 仕事にかこつけた長旅を後押ししてくれたのは、 楽しい吞兵衛一家「ヤムヤム旅新…

果てしなき道東の味

夏の終わり、いや、初秋の空気がすでに漂う 道東の弟子屈「山椒」さんから始まった 今宵堂『ほろ酔う器展』。 「展示」という大義名分を掲げ、 その土地の呑み喰い旅を楽しむのはいつもと変わらず。 今回の日記…

弟子屈のおいしい時間

川の木々の先が、ほんのり色付いてきましたね。 さぁっと吹く風の冷たさに秋の気配を感じます。 8月末から始まった北海道展・今宵堂『ほろ酔う器展』。 20日間近くもの北海道旅から帰って、 ひと月が過ぎまし…